前回までで様々なエリアの名店や道北、オホーツク、釧路根室、十勝エリア、道央エリアのB級グルメを紹介してきました
今回はついに最後となる道南エリアを紹介したいと思います。
道南は北海道の中でも独特な形をしている南西の渡島半島を中心としたエリアのことを指しています。
函館を中心に海岸沿い、国道5号線を中心に街が点在しており、海産系が強い一方でご当地グルメも多く、札幌から遠くても多くの観光客が訪れます。
既に紹介したラッキーピエロが最も有名であり、連休の時期にはどのお店も長蛇の列となるほどの人気であり、今回はそれ以外のB級グルメを紹介していきたいと思います。
目次
道南エリア
シスコライス(函館市)
シスコライスは「カリフォルニアベイビー」というお店で食べることが出来るB級グルメです。
バターライスの上にグリルソーセージ、濃厚なミートソースをかけた食べ物となっています。
過去画像📸ですが‥😅💦
カリフォルニアベイビー@函館のシスコライス🍚🍝🍖はワンパク少年👶の夢ですね‥🥰💕
バターライス🍚➕ソーセージ🍖➕ミートソース🍝に、付け合せがコーン🌽➕ポテサラ🥔って、もう洋食🍽アベンジャーズの世界🦹♀️あ〜旅したい遠征したいです🌋 pic.twitter.com/BYCXs3DyRV— ken-chang (@hiteosionoyaji) October 15, 2019
付け合せにポテトサラダやコーン、ブロッコリーもあるためボリュームも満足するものです!
B級グルメ激戦区の函館の中でも有名な一品です。
やきとり弁当(函館市・根室市)
根室編で紹介した「タイエー」のオリジナルとも言える「ハセガワストア」の名物となっているのがこのやきとり弁当です。
今日の晩ごはんは、ハセガワストアのやきとり弁当💜 pic.twitter.com/MiLIyAmR4W
— スペシャルウィーク 北海道愛してます!! (@ebiob6GmpjfLGZx) January 24, 2020
以前紹介したように隠し味のワインが函館産となっており、こちらの方がオリジナルである分、特に有名です。
函館へバイパスを通って行くと24時間営業の昭和店を最初に見ることとなるため、函館に来たなという感じが一気に強くなります。
ラッキーピエロと同じほどの圧倒的人気と知名度を誇ります。
はこだてチャウダー(函館市)
2017年に誕生し、函館の新ご当地グルメとして注目されているのがこのはこだてチャウダーです。
函館の新たなご当地グルメ「はこだてチャウダー」、市内の人気レストラン7店で提供中。函館自慢の海鮮を、各店工夫をこらして洋風にアレンジした新感覚メニューです。ぜひ味わってみてください。#hakodate #函館 https://t.co/Rsxc6iATsu pic.twitter.com/DTePwvEle6
— 函館市公式観光情報サイト (@hakobura) April 11, 2017
ルールとして道南産含めた魚介類3種類以上、道南産野菜を使用、出汁には昆布を使用などがあげられ、複数の店舗で提供されています。
こういったルールが決められたご当地グルメの中でもお店による違いがかなり大きく、お店によっては色や見た目が全く違うことになっているので、自分好みのお店を探して食べ比べしてみるのもいいかもしれません。
ガラナソフト(七飯町)
七飯町はリンゴで有名な町ですが、北海道で愛されている炭酸飲料ガラナの製造工場があることもあり、生まれたのがガラナソフトです。
朝ごはんw
初ガラナソフト! pic.twitter.com/FCdYMx2GqP— そら@ZX-12R (@4545pc) April 27, 2019
ソフトクリーム自体もガラナ味であるため、甘くて長距離運転の疲労を癒してくれる味なのですが、追加料金でパチパチキャンディをトッピングすることが出来るのでよりガラナ感が強くなります!
七飯町の道の駅でしか食べられないため、おすすめのソフトクリームです!!
大沼だんご(七飯町)
七飯町にある大沼公園は道南を代表する観光スポットの一つであり、その中でしか買うことが出来ないのがこの大沼だんごです。
【元祖大沼だんご 沼の家】
北海道亀田郡七飯町大沼町145◎ 大沼土産といえば『大沼だんご』👏
今も変わらぬ製法と味を守っている。
串に刺さず折りに入った一口サイズは、やわらかい口当たりがたまらない✨おすすめは餡と醤油😋
今も昔も観光客の口を楽しませる名物団子でお土産にピッタリ! pic.twitter.com/jsF6Pb7ECY— もぐもぐるめ 【グルメ/札幌】 (@mogmogrume) July 19, 2019
歴史は長く、明治38年創業であり、あんこ、ごま、しょうゆの3種類の味があります。
ここまで聞くと普通のだんごのように思えますが、最大の特徴は箱の中に一口サイズのだんごがたくさん入っていることです。
串に刺さっているわけではなく、一つ一つが小さいながらも数が多いため、複数人でシェアしやすいことから気軽に食べられる名物となっています。
GWなどの観光シーズンでは売り切れるほど大人気のお菓子となっています。
いかめし(森町)
いかめしは函館名物と思われている人が多いかもしれませんが、実は森町の名物です。
発祥は日本海側と言われていますが、現在は森町の駅弁として有名です。
道南地方出展者情報♪『いかめし阿部商店 森町 元祖いかめし弁当』森町の名産となっている「いかめし」の元祖がいかめし阿部商店です。甘辛タレで柔らかく炊き込んでいるので簡単にかみ切れます。炊き立てアツアツも絶品なら冷めても旨いのが元祖の味 pic.twitter.com/HwjLXe8G2T
— 『ザ・北海食道』運営事務局 (@hokkaisyokudo) September 18, 2015
いかめしは内臓を取り除いたいかの中にもち米を入れて、醤油ベースの出し汁で炊いたものとなっています。
いかの食感ともち米の食感が合わさり、出し汁のあまじょっぱさでいくらでも食べることが出来ます!
レトルトパックのおみやげなども売られており、おみやげとしても気軽に購入しやすいのが嬉しいところです。
たらこ天丼(鹿部町)
鹿部町といえば道の駅に道内では珍しい間欠泉があることで有名な町ですが、そんな中でも人気となっているのがたらこ天丼です。
鹿部たらこ天丼 pic.twitter.com/71KxlWvDHS
— チーム函館☆穂積ユタカ (@HAKODATEtokuban) February 27, 2016
実は鹿部町ではたらこが名産の一つであり、そのたらこを天ぷらにして丼にしたという食べ物です。
表面と中身の食感の違いが人気となる要因となっており、「太田食堂」にて食べることが出来ます。
他にもたらこラーメンというメニューもあるため、興味のある方はこちらも試してみてください!
松前漬け(松前町)
名前だけなら聞いたことある人も多いのではないのでしょうか。
その名の通り松前町の名物となっているのがこの松前漬けです。
松前漬けは松前にある北前屋のが最高。
この輝き、もはや芸術。北前屋さんアフィやってくんないかなー
おれめっさ拡散すんのにw pic.twitter.com/uyS96bYw1c— shino 音響屋×NEM (@shino_kanon) April 17, 2018
ニシンの卵である数の子、スルメや昆布などを味付けして漬けた食べ物となっています。
本場松前町のと他の地域で食べるのでは中身は一部変わっていることもあるようなので食べ比べしてみるといいかもしれません!!
今金男爵ポテサラごはん(今金町)
その名とは裏腹に三つのお重で提供される高級感あふれるB級グルメがこのポテサラごはんです!
今金ポテサラごはん pic.twitter.com/CJWDdZ7ATK
— いとまーにゅ (@tomatomaokeoke) January 12, 2015
今金町の名産であるじゃがいもを使用し、北海道の形をしたご飯の上には今金町の位置にカリカリ梅、様々な種類のポテサラ、ポテサラを使用した様々な料理、デザートを同時に楽しむことが出来ます!
2013年から始まったとのことですが、公式HPもリンク切れしており、もう少し知名度が上がってほしいと思うB級グルメです…!
江差DADEMEカレー(江差町)
日本一小さい道の駅で有名な江差(えさし)町にもB級グルメが存在しています。
中身はイカスミを使用したカレールーに、季節の貝類、野菜、イカリングなど海の幸、山の幸両方仕様した豪華なカレーです!
江差の新名物、DADEMEカレー
これがなかなか本格的なイカスミのカレーで美味い、なめてたぜ江差(笑) pic.twitter.com/PEUglWmN66— たくと (@tact_092) January 31, 2017
だでめ~は江差の方言でとてもおいしいとのこと。
「レストラン津花館」で提供されており、1000円以内で食べられるのでコスパも最高!
江差のシンボルであるかもめ島を見ることも出来るため、この点もお得なポイントです!
二海カレー(八雲町)
二海カレーは八雲町で食べることが出来るB級グルメとなっています。
八雲駅ド傍の「まるみ食堂」さんの「二海カレーデラックス」頂きましたΨ(‘ч’♡)
日本で唯一、二つの大洋に挟まれた土地ならではの豪華な地産地消。
まろやかな甘みのホタテホワイトカレー、どっしりドミグラスの効いたカツカレーの合わせ技!
これもっと広めたいなー!? pic.twitter.com/OiqVuXZnRG— ねこなすのののฅ既婚@の会長 (@nkns1fusa) May 11, 2017
その名の通り、日本海と噴火湾の二つの海に囲まれた八雲町ならではである熊石のタコ、噴火湾のホタテを具材にしたシーフードカレーとなっています。
また特産品である牛乳を使用し、クリーミーな味わいとなっているため具材との相性もバッチリです!
駅前にある「まるみ食堂」が発祥となっており、それから複数店舗で提供されています。
かにめし(長万部町)
かにめしは長万部町(おしゃまんべ)を代表する有名なB級グルメです。
お早うございます!今日は4月10日、「弁当」の「とう」から10日、さらに「4」と「十」を合成すると「弁」に見えることから #駅弁の日 です!
画像は日本で初めて「駅弁かにめし」を作り、北海道長万部を有名にした老舗「かにめし本舗かなや」さんのかにめし(σ・∀・)σ#今日は何の日 pic.twitter.com/ha5VBwzTd8
— 北海道名物 松尾ジンギスカン【公式】 (@matsuo1956) April 9, 2019
最近では営業しているところも少なくなってきたドライブインですが、長万部にある「ドライブインかなや」は令和の時代になっても多くの人が訪れる大人気店です。
店内で食事することも可能ですが、かにめしはお弁当での販売もされており、移動中に食べる駅弁としての役割が大きいです。
私も修学旅行で函館へ向かう時にはここのかにめしを食べました。
それくらい北海道では浸透しており、知名度もバツグンに高いです!
人気の理由としては味付けしいたけなどがトッピングされており、味変や食感の変化などを楽しめ、更にカニがたくさん使用されていることなどがあげられるでしょうか。
かにめし関係のおみやげやグッズ展開も多いため、売店ものぞいてみると面白いと思います!
B級グルメ紹介記事、最後は道南で締めとなります!!
食事は一つの文化であり、その派生であるB級グルメも同様のことが言えると思います。
地元の人たちによる努力の結晶でもあり、食べることによってその土地を知るという貴重な体験も出来ると考えています。
しかしこのご時世であるため、食べに行って応援しようともなかなか言えません。
B級グルメがなくなってしまうと旅行の目的の一つでもある新しい発見や経験を失うことにも繋がるので、今後世界が落ち着いてきたら近くのものからでもいいのでB級グルメを応援してください。
また通販で食べられるところもあるため、落ち着くまではそういったことで応援していくのもいいかもしれません。
旅行好きな私にとって何も出来ずに行ったことある様々なお店や宿がなくなっていくのは非常に残念です。
自粛と経済、まさに二択の選択を迫られている現状ですが一刻も早く事態が終息することを望んでおります。
落ち着いてきた頃に当記事を参考にして北海道を楽しんでいただけたらと思います!!