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冷風扇と扇風機の違いとは?効果は?実際に使ってみた

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北海道の夏は短いですが、近年では本州のような猛暑日や熱帯夜、湿度の上昇などがよく見られるようになりました。

北海道ではエアコンの普及率が低く、全国86.4%に対して、たったの25.7%しかありません(参考:平成26年全国消費実態調査

更に北海道の家屋は厳しい冬を乗り越えるために熱を外に逃がしにくい構造であることが多いので、真夏になると北海道はむしろ本州より過ごしにくくなってきているのが現状です。

しかし北海道での賃貸ではエアコンついている部屋はまだまだ高級な部類であり、エアコンがついていないのが当たり前です。

自分でエアコンつけようにも大家と相談したり、退去後のこととかを考えると非常にめんどくさいです。

最近では窓用エアコンというものも発売され、こういったものも有効かと思いますが、私の部屋では机やベッドの位置がどうしても窓と重なるため断念しました…

そこで次の候補として抜擢されたのが冷風扇でした!

今回は冷風扇と扇風機の両方使って比較して感じたことをまとめてみたいと思います!!

 

目次

冷風扇のメリット・デメリット

今回私が購入したのはYAMAZENのFCR-F451でした。

冷風扇というのは簡単に言うと、冷たい風が流れる扇風機です。

一定の条件を満たす場合は買いだと思います!!

このFCR-F451と扇風機を比較した時に感じたメリット・デメリットを記載します。

メリット

  1. 冷風は本当に冷たく感じる(酷暑だと効果は薄い)
  2. エアコンと比較して電気代が格段に安い
  3. 扇風機より静音性に優れている
  4. 睡眠時に涼を取るには十分な効果
  5. 扇風機よりも場所を取らず、省スペース
  6. エアコンが苦手な人が体調を崩さず使うことが出来る
  7. リモコンで操作できる

 

冷風扇はタンクに水を入れ、その水の気化熱を利用して冷えるという仕組みで冷風を送ることが出来ています。

そのため水が消費されるので定期的にタンクへ水を入れる作業が必要になりますが、一晩中稼動していても十分に足りるため、睡眠時に使用しても問題はないでしょう。

静音であるのも睡眠時にはより使いやすいです。

またタワー型であるため、扇風機ほどのスペースはとらず、どんな場所でも使えるので使い勝手がいいですね。

もちろんエアコンのような室温をはっきりと下げる効果までは行かないですが、扇風機の上位互換と思っていいです。

あくまで前述のように部屋にエアコンが設置出来ないが、扇風機では物足りないという方向けの製品でしょう。

しかしエアコンの使い過ぎによって体調を崩す方も多く、エアコンを既に設置済みの方でも夜間や涼しい日の代替品として使うのにも優れています。

電気代もより抑えることが出来ますしね。

また保冷剤などをタンクに入れることで更に冷たい風を送ることが出来るので、気温が30℃前後までであれば十分な効果を発揮してくれると思います。

そのため熱帯夜が少なく、夏が短い北海道では扇風機で物足りなくなっても冷風扇であればかなりカバー出来るのではないかと思います。

エアコンや冷風機は排熱処理の方法について検討しないといけないですし、導入の手軽さも扇風機と同じであり、値段も扇風機とそこまで変わらないのであまり考えずに購入できます。

そのため大きな部屋でない、使う対象人数が多くなければ扇風機より冷風扇の方が効果的であるかもしれませんね!

 

デメリット

  1. 換気をしないと湿度が上がり、ジメジメしやすい
  2. 室温が高すぎると効果が小さい
  3. 扇風機に比べて上下左右の送風幅が小さい
  4. タンクの水を入れるという作業が必要

 

冷風扇最大の弱点は湿度が上がってしまうということです。

気化熱を利用しているので当然といえば当然なのですが、しっかり換気出来ていないと室内の湿度はどんどん上がるため不快指数が上がってしまいます。

そのため涼を取ろうとして湿度が上がってしまっては本末転倒なので、しっかり換気が出来る場所であることが必須です。

もちろん冷風機能をOFFにすることも出来るため、通常の扇風機としての使い方も出来るので、状況に合わせて調整するといいかもしれません。

また北海道では滅多にありませんが猛暑日(気温35℃以上)だと冷風が負けてしまい、効果が小さくなると言われています。

そのため、北海道や標高の高い地域、または真夏以外の期間で使いたいという方向けになるかと思います。

冷風扇は機種によって形が変わりますが、扇風機と比べると送風範囲が狭いのが多いです。

一応首振りや上下の送風機能はついていますが、立位だったり、大人数で使用したいと思うと物足りなく感じてしまうかもしれません。

 

まとめ

ざっくりとまとめると、猛暑日が少ない地域で1~2人暮らしの換気しやすい部屋や睡眠時での利用であれば扇風機よりも冷風扇の方がおすすめ出来るかと思います!

猛暑日が多いところは素直にエアコン導入した方がいいと思いますが、その場合でも冷え過ぎによる体調変化の予防などにも使えるため、汎用性は高いです!

北海道では冷風扇が特に注目されており、例年扇風機コーナーで占める割合も増えてきています。

最近ではタワー型だけではなく、卓上型などデスク作業中や屋外でも使えるタイプまであり、使用用途によって様々なタイプを選ぶことが出来ます!

今回は私が実際に使用しているFCR-F451の使った感想を紹介しましたが、気になった方は是非買って試してみてください!!

 

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