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北海道道の駅完全制覇の道のり 後編 ~道の駅についてと実際に行った順番~

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北海道道の駅完全制覇の道のり 前編 ~道の駅についてと実際に行った順番~2020年1月現在では北海道の道の駅は125駅あります。 私が制覇した2016年当時は117駅だったので、1年あたり2~3駅ペース...

 

目次

3.実際のスケジュールと道のり

後編はいよいよ実際の道のりです。

2016年当時なので最近増えた道の駅は行くことが出来ていないため、現在だとどのように行けば効率が良いかも含めて紹介します。

また道の駅制覇するのに複数回に分けて制覇していくパターンと一気に制覇するパターンのどちらかと思いますが、私は前者のパターンであり、仕事が暦通りの休みであったため週末を利用しての制覇でした。

逆に言えば道民であれば仕事しながらでも制覇することは十分に可能ということになります。

また私は当時旭川の実家に暮らしていましたが、札幌の彼女の家と2つの場所を拠点に進めていました。

では実際の道のりについてです。

2016年4月2日に旭川からスタートし、深川の道の駅でスタンプラリー帳を購入しました。

この日は深川→滝川→三笠で旭川に戻ってきて終了です。

合計3つしか行けてません…なぜならこの時は完全制覇しようなんて全く思っていなかったからです。

奈井江の道の駅なんて通っているのに寄ることすらしてませんでした…

しかし軽い気持ちで購入したスタンプラリー帳が大きく運命を変えることになったのです。

4月23日(土)

この日は冬タイヤから夏タイヤへ交換しました。

それを機に慣らし運転をしようと旭川から幌加内の道の駅へ…

しかし慣らすための運転はそのままドライブを楽しむこととなり、

旭川→幌加内→小平→苫前→羽幌→初山別→富士見→天塩と一気にオロロンラインを終わらせてしまいました!

この時点で17時を過ぎており、そのまま旭川へ帰宅。

ここで知らない道の駅へ行ってしまったことにより、完全制覇への意欲が大きくなることに。

ここまで合計10駅

5月3日(火・祝)

この日が最も過酷なドライブでした。

札幌には前日から入り、

札幌→ウトナイ湖→むかわ→新冠→みついし→大樹→忠類→更別→中札内→しかおい→(うりまく)→しほろ→しほろ温泉→音更→札幌へ戻る

道の駅12駅、走行距離722km、19時間のドライブでした…

なおうりまくは開館時間に間に合わず…

時間が予定よりかかってしまったのは静内の二十間道路並木のピークと重なってしまい、高速道路が大渋滞してしまったためでした。

連休を使って道の駅を巡ることの弊害でもありますね…

しかしこの日頑張ったことによって襟裳方面、十勝方面のほとんどを回収できたため、国道38号線沿いの道の駅を回収出来れば十勝はほぼ終了です。

ここまで合計22駅

6月24日(金)

この日は金曜ですが、仕事は午後休みを取ることで旭川~札幌間に点在する道の駅を回収することに。

旭川→東川→美瑛→芦別→歌志内→奈井江→鶴沼→新篠津→札幌

これで最初に行かなかった奈井江も回収、ここまで合計30駅

最も通る回数の多い旭川~札幌間は一部残してほぼ回収。

今だと白金ビルケも追加されていますが、美瑛の道の駅の前後で寄り道しても問題ないと思います。

6月25日(土)

この日から開催される洞爺湖マンガアニメフェスティバルに向けて出発。

目的がイベントですが、同乗者に許可を取って胆振方面の道の駅も回収することに

札幌→中山峠→京極→真狩→ルスツ→洞爺湖→豊浦→あぷた→伊達→室蘭→洞爺湖

この日は洞爺湖で一泊です、合計39駅。

6月26日(日)

帰り道も道の駅回収へ

洞爺湖→そうべつ→大滝→千歳→札幌(同乗者を降ろす)→旭川

合計41駅。

7月16日(土)

ついに道南を攻めることに、例によって札幌は前日入り。

札幌→余市→赤井川→ニセコ→蘭越→黒松内→森町→砂原→鹿部→南茅部→恵山→函館

函館にて1泊、合計52駅。

ちなみに恵山は閉館3分前に到着しました。

道の駅は閉館時間ピッタリに閉まることがほとんどであるため、時間が数分でも間に合わなかった時はほとんど諦めた方がいいでしょう…

上記のように余市方面も回収すると恵山到達はかなりギリギリになると思うので黒松内から森町まで高速を使うのも一つの手です。

今だと七飯町も追加されているため、七飯町は翌日にまわした方がいいかもしれません…

7月17日(日)

この日で道南を終わらせます。

道南方面は渡島半島沿いに進めばほとんどの道の駅を通過出来るため回収は比較的簡単なのですが、一つでも取り逃すと後で回収し直すのが非常に困難であるため極力2日間で一気に終わらせることを推奨します。

函館→木古内→知内→福島→松前→上ノ国→江差→厚沢部→元和台(げんなだい)→大成→島牧→寿都→港→岩内→(神恵内)→札幌

この日にまわる道の駅は多く、神恵内(かもえない)を取り逃すという痛恨のミスをしてしまいました…

道南を2日間で終わらせる時は余市方面は諦めて別の日程にした方がいいかもしれませんね。

後日、結局余市を通って神恵内を取りに行くことになるので…

合計63駅、これにて道南方面は完全制覇です。

7月23日(土)

この日は友人と阿寒湖に泊まる予定が入っていたため、許可を得て道の駅を巡りながら行くことに。

旭川→白滝→丸瀬布→おんねゆ温泉→女満別→美幌峠→摩周温泉→あいおい→阿寒湖温泉

今だと東藻琴も含まれているため、一緒に狙うことは出来ると思います。

美幌峠、あいおい、東藻琴、さっつるの4つの道の駅のアクセスが難しく、後にオホーツクの海岸沿いに進むとするとこれらは出来るだけ回収しておきたいです…!

自分はさっつるだけオホーツク行く時に寄ることとしたので、スムーズに進めることが出来ています。

合計72駅。

7月24日(日)

阿寒湖温泉→阿寒丹頂の里→白糠→浦幌→本別→足寄湖→足寄→陸別→旭川

白糠と浦幌は釧路方面行く時に回収でも良かったのですが、5月に行けなかったうりまくをどうしても回収したかったため、今回回収しておくことに。

これでうりまく以外は十勝地方も制覇です。

道内道の駅でも屈指の到達難易度の高さの陸別もこの時回収出来たので一安心です。

陸別は最寄りの道の駅が60km以上離れている上に、どう進んでも遠回りして通らなくてはいけない道であるため神恵内と並んで個人的に2大難所だと思っています。

しかしここまで回収したことによって道東の内陸部の道の駅はほぼ回収出来ているため、道南と並んで遠方にあるオホーツクや根釧地方の道の駅の回収がだいぶ楽になりました。

合計79駅。

8月27日(土)

いよいよ残すところは道北と道東方面となってきました。

旭川→当麻→たきのうえ→にしおこっぺ→おこっぺ→おうむ→岡島→ピンネシリ→猿払→稚内

このルートを通れば浜頓別も回収出来ますが、猿払の到着時間に注意が必要です。

稚内からもう一度猿払村まで戻るのはかなり時間がかかります。

紋別は通っていませんが、これは後にオホーツク回収時に行けるので無理して行く必要はありません。

この日は稚内にて1泊、合計87駅。

8月28日(日)

以前になんとなく通ったオロロンラインを終わらせていたことがここで生きてきます。

稚内への道はオロロンライン、国道40号線、オホーツクと3つの行き方があるので稚内は1往復だけでは道北エリアを制覇することは出来ません。

しかし最初にオロロンラインのみ終わらせていたことで稚内方面を1往復で終えられたのはかなり重要でした。

稚内→中川→音威子府→美深→名寄→剣淵→旭川

あと幌加内も旭川から近いですがこれ単体だけ行かないといけない場所にあるので回収が結構大変です。

これもオロロンライン行った時に達成していたので、あの時から道の駅完全制覇する運命だったのかもしれません。

合計93駅。

9月3日(土)

旭川から前日入りし、以前回収出来なかった神恵内のためだけに出発。

ここは冬期間は休館する上に夏期間も17時までと早めに閉館するため注意が必要です。

ここで無事に神恵内達成し、札幌より西側は全ての道の駅を達成です。

合計94駅

9月5日(月)

仕事は午前休をとり、午前中を利用して札幌から旭川へ帰る途中にある道の駅を全て回収

札幌→雨竜→北竜→秩父別→旭川

合計97駅。

9月18日(日)

この時も札幌へ前日入りし、効率度外視なんとなくドライブで夕張へ

札幌→恵庭→マオイの丘→夕張→札幌

しかしこの時札幌近郊を終わらせていたおかげで後に根室方面へ行く時に役立ちます。

あびらの道の駅に行くのであればこのルートでも一緒に行けると思います。

合計100駅。

9月30日(金)

ついに道の駅のために札幌からも旭川からも最も離れている根室方面の制覇へ。

道の駅制覇するにあたって根室という場所は遠すぎるため最も困難な場所です。

1泊2日で行くと根釧地方の回収が困難であり、やはり2泊は必要でしょう。

そしてこの道の駅制覇の旅も最後の日程となります。

またこの日も仕事は休み、札幌へ前日から入って、

札幌→占冠→日高→南富良野→うりまく→厚岸→根室

前回札幌近郊を終わらせることが出来ていたため、高速を使って一気に占冠まで行けたことでこの無理な行程を進むことが出来るようになりました。

この時の日勝峠は台風によって崩落しており、南富良野も空知川決壊によって浸水してからたった1ヶ月程度しか経っていませんでした。

かろうじて営業再開出来たため今回の道の駅では制覇することが出来ました。

そしてずっと取り逃していたうりまくを回収。

ここで白糠や浦幌を回収終わっていたことが生きてきます。

これだけ事前の準備をしていても厚岸に着いたら20時でした。

厚岸回収出来ていなければ詰んでいたと思います。

根室には21時半に到着。

この日は根室で1泊です。

合計105駅、700km走ってもこれが限界でした。

10月1日(土)

前日に閉館していた根室の道の駅からスタート。

根室→おだいとう→羅臼→ウトロ→斜里→さっつる→(小清水)→網走

寄り道しなければ小清水町も通るので回収できるはずですが、初めての根室ということもあって時間使い過ぎた結果、小清水町に間に合わず…

しかしここで回収出来ないと年内の達成は困難になるため、次の日に小清水町まで戻ることにしました。

この日で根釧地方は全制覇となりました。

合計111駅、網走で1泊。

10月2日(日)

小清水町に戻るため、往復40kmを追加で走ります。

網走→小清水→サロマ湖→湧別→紋別→上湧別→旭川

紋別は道北行った時に回収していなかったため、少しだけ遠回りして回収します。

そして最後の地、上湧別にて117駅達成となりました。

 

当別と厚田は今回の行程では寄ることが出来ませんが、余市狙う時に一緒に行ってみるといいかもしれません。

ただ札幌から両方ともかなり近いので、これらだけを先に回収しておいてもいいでしょう。

 

この時の道の駅全制覇の旅では1人で移動したところは少なく、遠出のドライブに興味ある人や元々あった旅行の予定に道の駅回収を合わせて達成することが出来ています。

高速道路もほとんど使っていませんが、時間がシビアな時は計画的に使うのも一つの手でしょう。

また道の駅一つ一つにかけられる時間は必然的に少なくなってしまいます。

ゆっくり食事出来るかどうかもスケジュール次第なので、遠い場所へ出かける時は余裕もって進めるといいかもしれません。

宿はほとんどライダーハウスや民宿を利用しています。

使ったことないと抵抗あるかもしれませんが、実際に使うとホテルと変わらないほど快適です。

しかもほとんどがホテルより安いので、ただでさえガソリン代でお金がかかるのでこういうところで節約していました。

上記のように私は約半年程度で北海道道の駅完全制覇することが出来ました。

ステッカーは毎年デザインが違います

2016年は北海道新幹線開通に合わせたステッカーとなりました。

 

4.今後増える予定の道の駅

2020年度に開設予定の道の駅について調べました。

  1. 上士幌町  R2春~初夏にかけてOPEN予定
  2. 留萌市   R2春OPEN予定

 

2020年は2つの道の駅の新設が決まっているようです。

上士幌町は街の中心部からそこまで離れていないため、士幌方面を回収する際に一緒に回収することが出来ると思います。

留萌市は小平の道の駅からやや離れており、前述のようなルート行くと幌加内か留萌のどちらかでも遠回りになってしまい、ルートに悩みそうです…

札幌からだと厚田を通ってそのままオロロンライン沿いに行くのがいいかもしれません。

やはり稚内に通じる3つのルート沿いにある道の駅がかなり難易度を上げることになりそうですね。

他にも富士見の道の駅はR2.1月にリニューアルOPEN予定となっていますが、公式サイトに情報が更新されておらず、具体的な日にちは未定です。

 

まとめ

北海道の道の駅制覇は個人の感想ですが、全国の中でもお互いの道の駅の距離が遠く、大きな街がかなり限られているため難易度が高めです。

その代わり本州よりも道路が広く、悪路を進まないとたどり着けない道の駅は全くないという点では安心して運転することが出来ます。

自分のルートではおよそ7000~8000km程度走っていると思われますが、もう少しまとめて進めることが出来れば大幅に短縮することは可能と思います。

そして全制覇を達成した瞬間の感動はとても忘れられません。

更に北海道の市町村のおよその位置がわかるようになるため、北海道のイベントやニュースに対してもっと興味が持てるようになるというメリットもあります。

1年で達成しなくてもいいのでまずはスタンプラリー帳を買ってみるといいでしょう。

徐々に埋まっていくスタンプは見ていて気持ちがいいものです。

ぜひ興味をもった方は始めてみてくださいね。

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