前回までは全道における名店と道北・オホーツクエリアを紹介しました!!!
今回は釧路・根室エリアのB級グルメを紹介したいと思います!
このエリアの観光や道の駅については過去記事にて紹介しました。
北海道の中でも札幌から最も遠いエリアである一方で、食に関してはB級グルメの宝庫と言っていいほど多くの有名なグルメを輩出しています!
相当な長距離運転となりますが、釧路空港にはLCCもあるため、道外から来られる方にとっては意外と行きやすい場所です!
また世界遺産の知床はオホーツクエリアと二分割しており、観光客も多く訪れています。
オホーツク海や太平洋側と面しているため、海の幸が観光客に人気ですが、B級グルメがどれだけ強いかということを今回は紹介していきたいと思います!!
目次
釧路根室エリア
ジャンボホタテバーガー(別海)
別海町といえば酪農などで有名な街ですが、B級グルメではジャンボホタテバーガーが有名です!
特徴は自分でバーガーを組み立てていく珍しいスタイルのバーガーだということ!!
しかもその名に恥じぬとてつもない大きさのホタテの春巻きを挟み、食べごたえもバッチリな上に、必ずジョッキサイズの牛乳がついてきます!!
別海の牛乳の美味しさは段違いなので別海贅沢セットとも言えるでしょう!!
別海ジャンボホタテバーガー(自分で組み立てる)でランチ!(*゚∀゚*) pic.twitter.com/YTz4cHn443
— ぽよ (@pollo0141) August 25, 2019
別海ジャンボホタテバーガー 10の定義
①正式名称は「別海ジャンボホタテバーガー」とすること
②バンズは地元のパン屋の「カフェ・オーク」で作ったものを使うこと
③バンズの原材料は北海道産小麦と「べつかい乳業興社」で作った牛乳(水は一切使わない)、天然酵母を使い、形は四角とすること
④野付湾で収水揚げされたジャンボホタテ(2Lサイズ以上)を使うこと
⑤ホタテの調理法は春巻きとすること
⑥ジャンボホタテ以外の具材は「森永乳業別海工場」で作ったモッツァレラチーズ、レタス、タマネギをメインとしたマリネとすること
⑦ソースは各店オリジナルのものを3種類用意すること
⑧お客様がバーガーを作る楽しみを体感するために、バンズとジャンボホタテなどの具材はバラで提供すること
⑨挟み方は下から<バンズ→ソース1→ホタテの春巻き→モッツァレラチーズ→レタス→ソース2→タマネギマリネ→ソース3→バンズ>とすること
⑩完成したバーガーを置くイラスト入り特製ホタテ貝殻皿を用意すること
札幌のオータムフェストなどでも食べることが出来るため、年に数回しかないチャンスを逃さないようにしてください!!
いくらソフトクリーム(標津)
全国にはエビソフトクリームや海ぶどうソフトクリームなど人類に挑戦的な個性的なソフトクリームがありますが、それは北海道も負けていません。
標津町にあるサーモンパークにおいて近年話題となっているのがこのいくらソフトクリームです。
その名の通りソフトクリームにいくらと鰹節がトッピングされています。
塩バニラのように食べることが出来るという感想もあり、ある意味チャレンジメニューであるため、味が気になる方は実際に食べてみるといいでしょう!!
中標津じゃないけど、標津のいくらソフト pic.twitter.com/RCGPmqEDo1
— オガッティス (@mnstpzdr333) January 27, 2020
エスカロップ(根室)
北海道におけるB級グルメの代表にもなりうるくらい知名度がある料理です。
内容はケチャップライスやバターライスにトンカツをのせて、デミグラスソースをかけたものとなっています。
長崎県のB級グルメであるトルコライスと似たような傾向があり、味もしっかりしているため食べごたえはかなりあると思います。
久しぶりに根室に戻ってきたッピ。根室名物「エスカロップ」を食べたピィ。
バターライスにトンカツをのせ、ドミグラスソースをかけたもの。とっても美味しかったピィ~♪ pic.twitter.com/lQZZcMKAun— 北方領土エリカちゃん (@hoppou_erika) August 6, 2019
市外でエスカロップを取り扱っているお店はほとんどなく、エスカロップが食べたくなったら北海道最東端に位置する根室市まで行く必要があります。
発祥は「モンブラン」という洋食店からであり、現在でも地元客・観光客どちらからも愛される名店ですが、市内にはエスカロップを取り扱うお店が多いため、他にも「喫茶どりあん」など多くの名店があります。
またカレーピラフに焼肉をのせたオリエンタルライスなどエスカロップの派生料理も多くあり、根室へ行くとどれにするか迷ってしまいますね…
オランダせんべい(根室)
根室市周辺で昔から愛される直径16cm程度の円形の大きさであり、見た目はベルギーワッフル、食感は湿気を持った弾力のある柔らかさのお菓子となっています。
根室市以外でも札幌や東京のどさんこプラザ、旭川医大内ローソンなどで購入可能ですが、根室の道の駅や本店である端谷菓子店ではプレーン以外にもイチゴミルクやカフェオレ、ミルクチョコなど種類が豊富であり、これらは根室限定であるためおみやげにもおすすめです!
焼いたり、バターを塗ったり食べ方は様々で、各々の好みによって色々な楽しみ方ができます!
やきとり弁当(根室・函館)
やきとり弁当といえば函館にあるハセガワストアが有名ですが、実は根室でもやきとり弁当を食べることが出来ます。
根室では「タイエー」という名前のお店で購入することが出来ます。
名前が違う以外は見た目も売っているものもハセガワストアと瓜二つです。
それもそのはずで、この2つの店舗の関係は業務提携していることにあります。
しかし函館のやきとり弁当とは隠し味のワインが異なっており、タイエーでは根室のワインを使っているため、根室に来た時には比較してみると面白いかもしれません。
またここで言うやきとり弁当は豚肉を使用したものが多く、知らないと少しびっくりしてしまうかもしれませんね。
こんな時間から阿寒湖へ急ぐ理由もないので、タイエーで根室版のやきとり弁当を食べて行くことにしました😋 pic.twitter.com/CamD9QwkL1
— コハク (@honokuni) July 6, 2019
ザンタレ(釧路)
釧路市のB級グルメとしてスパカツに並ぶほど有名なのがこのザンタレです。
簡単に言うと北海道名物であるザンギに甘辛いタレをかけたものです。
定義的にはザンギも鶏の唐揚げも同じ物を指していますが、味付けや衣の食感などで使い分けている道民が多い印象です。
ザンタレは今や釧路のあちこちで楽しむことが出来ますが、最も有名なのは「南蛮酊」でしょう!
このお店がザンタレの発祥と言われており、今でも多くの市民に愛されています。
中心部からはやや離れているため車での移動が必要ですが、いつも混んでいるほどの大人気店です!
しかしここのザンタレは1人前でも尋常じゃない量を提供してくれるため、初見では間違っても人数分頼まない方が良いでしょう。
クラバト中ですが、色葉くんと地方プチオフ会なーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!
そして!!これが!!!
南蛮亭の元祖ザンタレ定食だッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/VGBqKobBOl— ぽんここりえる (@1992Asnyaso) April 24, 2019
また大食いだからと他のメニューを一緒に注文するとフードファイトが始まることになるため、ご利用は計画的に!!
勝手丼(釧路)
勝手丼は釧路市の和商市場にて食べられるご当地グルメです。
市場内にあるお店でご飯と好きなネタを買い集めて、自分だけの海鮮丼を作ることが出来ます。
「勝手丼」釧路駅から徒歩5分以内にある和商市場で食べられます。ご飯をお店で買って、ネタは勝手丼用の売り場から自分で選んで食べられます。関西から来たのを伝えるとPeachが就航して、関西から人が来てくれて本当に助かってる。是非宣伝して!との事。また来たい~! #勝手丼 pic.twitter.com/sjvdo1eyq6
— いいんちょ/Twilight‰ (@Open_Unknown) February 11, 2020
青森県にあるのっけ丼と似ているシステムでありますが、こちらは現金会計なのでわかりやすいです。
海鮮丼ではなかなか食べられない珍しいネタを取り扱っていることもあるため、食べたことないネタをあえて選んでみると新しい味の発見を出来るかもしれません。
さんまんま(釧路)
さんまんまは「魚政」の名物となっているさんまを使った食べ物です。
タレに漬け込んだ秋刀魚と炊き込みご飯に大葉を挟みこんだものとなっており、釧路みやげとしてテレビなどでも取り上げられたりしています。
釧路のフィッシャーマンズワーフで「さんまんま」をいただきましたっ😋
肉厚のさんまと甘辛のタレで🥰これまた美味っ‼️ pic.twitter.com/50uxirhGDR— es&hy (@es_hy) May 7, 2019
釧路空港や女満別空港でも売られているため、飛行機内で食べることも可能です。
全国で行われる物産展でもよく出店されるため、そちらを狙ってみるのもいいかもしれません。
阿寒やきとり丼(阿寒湖)
阿寒湖温泉周辺で食べることが出来るご当地グルメであり、その中身は鶏肉ではなくエゾシカを使用しています。
やきとりの種類は「焼き」、「揚げ」、「こね」の3本と決められており、それぞれの味もルールで決められています。
室蘭や函館でやきとりと言えば豚肉ですが、阿寒でやきとりと言えばえぞ鹿肉らしい。オンネトー行って、阿寒湖畔に戻っての阿寒やきとり丼ー。ちょっと固いけど、くせが全然なくて食べやすい。正面に阿寒湖を眺めながら頂いております。うまうま。 pic.twitter.com/SLsxIk1bNV
— ゆづき (@riveronriver) August 29, 2013
やきとり弁当と同様に串から外して食べることが出来るようになっており、阿寒湖での新しいグルメとして徐々に知られるようになってきています。
エゾシカは道外の人にとってなじみのない肉かもしれませんが、赤身で低脂肪だったり、高たんぱくなことからも非常にヘルシーなお肉です。
味も獣臭さをイメージされるかもしれませんが、しっかりとした調理をすれば美味しくいただけるので北海道ではよく食べられています。
フレンチドッグ(道東など)
見た目はアメリカンドッグと同じです。
北海道ではフレンチドッグと言うことが多いのですが、その最大の違いはケチャップやマスタードではなく、砂糖をつけることです。
揚げ物やソーセージに砂糖?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、この組み合わせは本当に美味しいです…
私もこれを買う時は砂糖一択です。
北海道でのお祭や縁日などではアメリカンドッグよりもフレンチドッグと表記されていることが多い気がします。
また道東発祥ということもあり、道東限定でコンビニに売っているアメリカンドッグに砂糖をかけてフレンチドッグとして提供しているお店もあるようです。
調べたところ、釧路市にあるセブンイレブンや厚床にあるセブンイレブンでは提供しているようです。
全店調べているわけではないので、道東に出かけた際には砂糖トッピングが出来るかどうか確認してみるといいかもしれません。
また釧路のスーパーのデリカコーナーにあることもあるため、そちらも見ると良いでしょう。
今回は釧路・根室エリアのB級グルメを紹介しました。
札幌から遠いこともあって道民でも知らないものが多いかもしれませんね。
しかしその遠さが苦にならないほど美味しいものが多く、北海道ならではの自然に囲まれた観光名所も数多くあるため、おすすめのエリアです。
GWなどの大型連休では札幌や函館などの有名観光地は渋滞や宿が取れないなどデメリットがありますが、釧路・根室エリアはGWでも渋滞が起こりにくいのでストレスフリーで行くことが出来るので、ドライバーにとっては意外とおすすめ出来ます。
B級グルメの紹介も半分のエリアが終わりました。
残り半分も更新していきますので参考にしてみてください!!