ひさしぶりの道の駅シリーズです。
今回は道南編です!
道南は函館市を中心とした渡島半島全体を指します。
函館には行ったことある道民は多いのですが、札幌から函館を結ぶ国道5号線以外の市町村へ行ったことある人は多くないかもしれません。
道南の道の駅は国道5号線以外にも渡島半島の沿岸に沿って行けばほぼ全て回収出来るため、道の駅制覇難易度としてはそこまで高くありませんが、そもそも札幌から遠いので道の駅制覇を目指そうとしないと魅力的な函館に直接行ってしまう人が多いでしょう。
そこで今回は道南の道の駅を紹介して、函館以外にも寄り道できるような場所を紹介します!
道南の道の駅は全部で15駅です(2020年現在)
15駅は以下のようになっています
- 江差
- あっさぶ
- てっくいランド大成
- YOU・遊・もり
- ルート229元和台
- 上ノ国もんじゅ
- しりうち
- 横綱の里ふくしま
- なとわ・えさん
- つど~る・プラザ・さわら
- 北前船 松前
- 縄文ロマン 南かやべ
- みそぎの郷 きこない
- しかべ間歇泉公園
- なないろ・ななえ
過去の道の駅シリーズはこちら
目次
1.江差
江差町の国道228号線沿いにある道の駅です。
この道の駅は日本で最も小さい道の駅として有名となっています!
どれくらい小さいかというと隣にある24時間トイレよりも小さい店内!
販売されているのは江差町名物の五勝手屋羊羹や道の駅関連グッズなどであり、2人くらい入ると店内はもう満員です!
レジカウンターの反対側には江差町の案内や展示などがあり、道の駅の成立条件は満たしています!
ここ最近でリニューアルオープンしましたがその日本一の小ささは健在なので、ぜひ体験してみてください!
なお駐車場は海沿いなので北海道の中でも特に美しい日本海を楽しむことが出来ます!
なお道の駅の近くには鴎島という観光地があり、こちらは歩いて行くことが出来る島となっています。
砂浜で続いており、1周1時間弱程度で行くことが出来るのでおすすめスポットです。
北海道ではこういった場所は珍しいです。
また鴎島入口前にはおみやげ屋さんもあり、そこでは道南名物のシャーベットを購入することが出来ます。
発祥が奥尻島だったり乙部町だったりでバラバラですが、道南ではなじみのある氷菓子のようです!
江差町は函館でとても有名なラッキーピエロも江差町で食べることが出来るので食事での休憩も出来ます。
国道をそのまま進むと松前方面に向かうことになるのですが、丘の上を登っていくと江差町の繁華街に行くことが出来ます。
海沿いを走っていたら全く気付けませんが、お店も多く、五勝手屋羊羹を取り扱っている五勝手屋本舗の本店もあるため、街の中を散策してみるのも面白いかもしれません。
いにしえ街道も城下町のような雰囲気となっており、松前町の城下通りのように過去へタイムスリップしたような感覚を楽しめるかもしれません。
このいにしえ街道にはお店もたくさんあるので、こちらも散策すると楽しめるでしょう。
2.あっさぶ
厚沢部町にある道の駅であり、国道227号線沿いにあります。
正直な話をすると、江差町から数kmしか離れていませんが江差町と北斗市を結ぶこの道路は観光ではあえて通ることがなかなかない道路です。
しかしこの道の駅はそんな不利な条件にも関わらず、週末になると人が多く訪れる人気の道の駅です。
その理由としてはやっぱり食が強いことです。
ドライバーにとっては嬉しい片手で食べられるようなメニューが豊富であり、しかもそのどれもがとても美味しいです…
厚沢部町はメークインの発祥地ということもあり、これを利用したコロッケなどが名物です。
チーズつくね風コロッケとひこま豚の肉みそコロッケの両方とも美味しいので、食べ比べするのもいいかもしれません。
またクリームチーズソフトクリームも絶品であり、江差町に寄った時はわざわざ寄り道してまでもあっさぶの道の駅に行ってしまうほど…!
おみやげコーナーでは厚沢部産の採れたて新鮮野菜が多くあり、こちらも人気です。
3.てっくいランド大成
せたな町大成区にある道の駅です。
せたな町の中心部から離れており、乙部町と繋がる道のちょうど真ん中くらいの場所に位置しています。
この道の駅はコインシャワーなどが併設されており、海水浴場を楽しむ地元の人がよく利用する場所となっています。
道の駅自体は江差ほどではないですが小さく、海産物の加工品や飲み物などを中心に取り扱っています。
そのため素通りしてしまうことも多いかと思われる道の駅ですが、この道の駅がある国道229号線は休憩できる場所が少なく、せたな町中心部からこの道の駅まではお店もほとんどありません。
そのためこの道の駅はトイレや休憩ポイントとして大事な役割を担っています。
また遠回りにはなりますが、道道740号線を通ると日本一参拝が危険な神社で有名な太田神社があります。
バラエティ番組などでもよく挑戦する方が多いのですが、崖を登ったりしていくのでちゃんとした山登りの装備、そして野生の熊対策をしていかないと危険が多すぎるので注意が必要です。
しかし鳥居の前からでも急勾配すぎる階段は見ても圧巻であるため、寄り道して見てみるといいかもしれません。
太田神社に到達するまでの道路は狭く、対面通行が困難な場所もあるため、時間には余裕を持って進んだ方がよいでしょう。
こちらの道道沿いにもお店はほとんどありません。
他には北海道最西端である尾花岬があります!
最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬は道外の人にも知られているくらいに有名ですが、最西端は道民ですら知名度がほとんどありません。
この尾花岬、実は人間が到達困難な場所にあるのです。
この岬があるところは長いトンネルで繋がっており、どう頑張っても通過してしまうのです。
トンネル出口から徒歩で行くことも可能ですが、熟練したクライマーでないと太田神社以上に危険な場所であるため、行こうとすることはおすすめできません。
ただ検索すると実際に行った方の画像がヒットするので、どんな雰囲気か知ることが出来ます。
最端は観光スポットとなりやすいのですが、最西端はこのような状況のためほとんど知られていないのでした…
4.YOU・遊・もり
国道5号線沿いにあり、札幌から函館へ向かう時にほとんどの人が通る道の駅です。
この道の駅の特徴して森町名物であるいかめしが売られており、街の中に入らなくても購入することが出来ます。
2階にはレストランと展望台があり、天気が良いと駒ヶ岳を見ることが出来ます。
アーチ状となっている建物も道の駅の中では珍しい構造となっています。
北から来た場合、最寄りの道の駅がかなり離れているため、かなり多くのドライバーがここで休憩していくことが多いため、いつでも混んでいることが多いです。
また併設されているオニウシ公園はとても広い公園であり、夏場だとピクニックなどにも最適です。
最近ではコスプレイベントなども開催され、函館や札幌から参加する方が増えてきています。
この道の駅まで来ると函館までもうすぐと感じる道民がほとんどだと思いますが、あえて国道278号線へ向かうと他の道の駅も向かうことが出来るため、覚えておくと道を間違わずに済むでしょう。
ただし遠回りすると魅力もたくさんあるのですが、想像以上の長距離迂回となるため、時間配分には注意しましょう。
魅力については他の道の駅の項目でお伝えします。
また森駅には老舗のいかめし店である柴田商店やポケモンマンホールがあるため、あえて市街地の中に入ってみても楽しいかもしれません。
国道5号線だけ進むと森町の中に入ることなく通過してしまうので…
森町には札幌へ帰る途中にある最後のラッキーピエロのある場所ですが、店舗の大きさに対して札幌へ持ち帰ろうとする観光客で最も混みやすいため、連休中などのハイシーズンは別の店舗で持って帰るか電話予約するのがいいかもしれません…!
5.ルート229元和台
その名の通り国道229号線沿いにあり、てっくいランド大成から南下したところにある乙部町の道の駅です。
こちらの道の駅はこじんまりとしており、乙部町の特産品である海産加工品のおみやげが中心となっています。
しかしこの道の駅最大の特徴は道の駅の裏から見える日本海の絶景です!
休憩広場から見ることができ、休憩しながら美しい日本海を楽しむことが出来ます。
また道の駅から少し西へ進むと元和台海浜公園があります。
ここが乙部町で最も有名な観光スポットでもあり、カントリーサインにもなっているのですが、ここの特徴は日本海をカラーブロックで囲んだ天然のジャンボプールです。
北海道ではおそらく唯一の場所であり、気軽に海水浴気分で楽しめます。
面倒なんでおりませんが。
乙部元和台海浜公園。海のプールだす。 pic.twitter.com/jue20j8NzI— ツジムラエイジ (@SRV14with2G) July 23, 2017
夏になると多くの人がこの公園を利用しており、レストランもあるため一日過ごすことが出来るでしょう…!
その2へ続きます
その3