こんなご時世ですがこんなタイトルです。
まだまだ新型コロナウイルスは落ち着いておらず、感染対策をしながらの旅行が主流となってきています。
個人的にはみんな旅行して、観光業界、飲食業界、公共交通機関などにお金落として経済をもっとまわしてほしいと思ったりもしますが、その一方で感染しないようするために自粛し続ける方もいます。
どちらが正しいとかではなく、各々自分が正しいと思っている方向に向かって行動しているのでお互いが批判し続けるのもあまり意味がないような気がします。
というわけで今回はお得情報というよりは今まで自分がいろいろ旅行した経験から、荷物を最小限に減らすということをメインに考え、旅行へ行くのに一番手間のかかる荷造りという作業を減らすことについて考えたいと思います。
全員に旅行を推奨するのではなく、旅行へ行く人がいたら参考にしてみてくださいという内容です。
目次
最低限の荷物とは
荷物を減らすとはいっても、旅行の目的や移動手段、性別によってどこまで減らせるかは変わってきます。
たとえば一人旅をするのであればぶっちゃけ荷物なくてもだいたいなんとかなります。
でも写真撮影を目的としていたら自前のカメラを持って行かないと意味がないですよね?
また友達と温泉旅行に行くのであれば、お酒やつまみ、またボードゲームといったみんなで遊べるパーティーグッズがあるとより楽しめるかもしれません。
今回は男性が一人で観光をするという最も荷物を減らせる条件で考えたいと思います。
なぜなら他に目的など条件が変わっても、この最低限の条件に必要な荷物を追加すればいいだけなので汎用性が高いからです。
また私が男性なので女性の必須荷物を全て把握できているとも思えないのでこういう条件で考えます。
おそらく化粧品などなどいろいろあると思うので、そこについて私が話すのはちょっと違うのではと思うので…
結論から言うとスマホさえあれば他全て置いていってもなんとかなります。
つまり手ぶらでもいいんです。
それだと、不便だって思われるでしょう。
実際に私は今ほど電子マネーが普及していない時代に財布を家に忘れて、スマホと着替えだけ持った状態で飛行機に乗ったことがありますがなんとかなりました。
この時はカバンから通帳が発見されたので現金を手に入れることが出来ましたが、今なら事前にスマホへ電子決済のアプリ1つ入れておけばなんとかなります。
まぁこれは極論ですが、私が考える必要最低限の荷物をまとめてみました
- スマホ
- モバイルバッテリーとスマホの充電コード
- サイフ(クレジットカードなどあるとより良い)
- 最低限の着替え
- 電動シェーバー
- 歯ブラシ
ちなみに私はバックパック一つ、またはそれにショルダーバッグを追加して持って行くことが多いです。
バックパックは内容量30リットル前後、ショルダーバッグはサイフとスマホとモバイルバッテリーが入るくらいのサイズです。
バックパックは以下の条件を満たしたものが望ましいです
- 防水加工
- ファスナーではなく、紐で締めるタイプ(ただし一長一短)
- 安すぎないもの(ある程度丈夫なもの)
- 背中と接する部分がムレにくいもの
安いと壊れやすかったり、貴重品を落としたりしてしまうリスクを考えると少しでも良いものを買う方がいいかもしれません。
またファスナーで閉めるタイプだと、カバンの大きさに合わないおみやげなどを詰め込もうとした時に閉められない可能性があります。
紐などで締めるタイプだと無理矢理詰め込むことが出来るので、LCCに乗る時の荷物個数制限をクリアしやすくなります。
ただし防犯や防水のことを考えるとファスナータイプも悪くないため、荷物を無理矢理詰め込む機会があるかどうかで決めていいかと思います。
また夏場はどうしてもカバンと接している背中部分は汗をかいてしまうため、通気性がいいものを選びたいです。
私が使っているのも上記のようなリュックですが、大きさもこれくらいあると使いやすいですね。
防水加工はなければ自分で防水スプレーを使うのもアリです。
ショルダーだと私はこんなのを使っています。
耐久性も高く、繁華街へ持って行くのにも使いやすいためとても便利です。
サイフやスマホ、交通系ICなどすぐ使うものはこちらに入れて使用しています。
1.スマホやモバイルバッテリー類
スマホ一つあればサイフにもなり、地図にもなり、時刻表にもなるため、これを使わない旅行はこの現代では考えられません。
むしろ持って行かない理由がないレベルですね。
ただし最大の弱点がバッテリー切れ。
東京だといろんな公共の場で充電出来ますが、その場に居続ける必要があるため、時間効率を考えるとモバイルバッテリー最強です。
また機種にもよりますが、個人的には10000mAh以上の容量の物を推奨します。
なぜならこれより少ない容量だと充電1~2回くらいしか出来ないんですよね…
モバイルバッテリーの充電は宿で行うことになりますが、ここまで荷物を減らしたいと考えている人はネカフェやカプセルホテルに泊まる人も多いのでは。
そういったところだとコンセントが1つしかないこともあるため、結局スマホかモバイルバッテリーのどちらかしか充電出来ず、旅行の途中でバッテリー切れを起こしかねません。
そんな心配するくらいなら最初から複数回充電できるタイプを用意した方がいいです。
昔は10000mAh以上だと高値でしたが、今ではそれ以下の容量のものとそこまで値段に大差はありません。
またポケットなどに入れやすいようサイズ感も気にしてあげるといいでしょう。
タブレットなども使う方であればUSBなどのポートが複数あるものを選ぶと同時に充電も出来るようになります。
私は見た目にもこだわってダンボーの物を使用していますが、やや高くつきやすいのでここは自分の好みで決めてください。
他には急速充電機能があると、よりバッテリー切れのリスクを減らすことが出来ます。
最悪バッテリー切れを起こしたとしても都会であれば家電量販店や100均にいけば電池で充電できるモバイルバッテリーもあるのでそういったものを購入するのも一つの手です。
田舎でもコンビニに行けばだいたい売ってるので緊急時には利用することも検討しましょう。
モバイルバッテリーの購入を検討されている方には上記のようなケーブル内蔵型がおすすめです。
というのも普段使いにおいてケーブルって結構忘れがちです。
内蔵型ならその心配もなくなります。
ただし断線して使えなくなるリスクもあるため、必ずUSBポートがあるものを選んでください。
USBポートさえあれば自分のケーブルを使ってバッテリーとして再び使えるようになります。
内容量は先ほどもお伝えしましたが10000mAh、12000mAh以上あった方がいいです。
昔と比べて今のスマホは電力消費も増えているので、今の機種だとこのあたりが最低限必要になると思います。
あとは残量が確認できるもの、急速充電機能があるもの、小型の方が使い勝手がいいです。
例として上に紹介しましたので気になりましたらクリックしてみてください。
(Amazonリンクは全件表示になってしまいます)
実際に私が一番使っているのはこちらです。
ぶっちゃけ全然上記の条件と合ってないのですが、購入がだいぶ前なので…
ただ見た目が可愛いので、飲み屋とかで使っていると結構話のタネになったりするので、そういう割り切り方が出来るのであればオススメです。
同じ値段出したらもっと性能いいのを買うことは出来るので、性能重視なら前者の方がいいかと思います。
2.サイフ
サイフに関しては、なんだかんだで現金は持っていれば間違いないです。
自分が使用している電子決済サービスがどこでも使えるわけではないので、最後には現金が最も安定して使うことが出来ます。
ただし防犯上サイフに高額な現金を入れておくのはやめておいた方がいいかもしれません。
いくら安全な日本でも恐喝されたりスリにあったりで現金全て失ったりしたら結構詰みます。
私は10万円前後持って行くとしたらサイフには数万円だけ入れて、残りはカバンの中に入れます。
こうすることでリスクの分散をすることが出来ます。
基本的にはスマホ以外は高価なもの持ち歩かない方がいいですね。
3.着替え
着替えに関しては短い期間であればズボン類は行く時に履いているのだけでもなんとかなります。
ズボンや上着類は荷物になりやすいので毎日着替えなくても良さそうなもの、またはオシャレにあまり力を入れない方が楽かもしれません。
夏に行くと暑くてTシャツを何度も替えたくなりますが、それなりに大きい街へ行くのであればGUやユニクロに行けば数百円でTシャツを買うことが出来ます。
使い捨てにまでしなくてもいいと思いますが、余分にTシャツを持って行く必要はないでしょう。
私は歌舞伎町とか繁華街で飲む時は、夜によく着替えを買いに行き、着替えて汗で濡れてないキレイなTシャツで出かけたりします。
下着やソックスも最低限だけ持って行って、足りなければ現地調達出来ます。
むしろこの辺だと100均にもあったりしますからね。
ただ人と会うとかオシャレするのが目的であれば、目的を優先した荷造りにしてください。
冬は荷物が増えやすいので厄介です。
特に私のように北海道から本州へ渡るとコートから冬靴まで全て必要なくなるため、全てが荷物となってしまいます。
これを解決するにはいくつか方法があります。
1つ目は車で空港に行くこと。
車に不要となる冬の装備を全て置いて行き、そのまま道外へ飛びます。
帰りは再び車に乗ってから冬の装備に着替えればいいのです。
むしろ家から行くのであれば最初から冬の装備の必要がないかもしれません。
駐車場から空港まで外をほとんど歩かずに済むので、車を持っている方であればオススメの方法です。
2つ目は自宅から最寄り駅やバス停までタクシーを利用する方法です。
これも最初から冬の装備をしないで移動する手段です。
これもほとんど外に出ることなく飛行機に乗ることが出来る上に、自身での移動がほとんど必要とせず、タクシー代も長距離ではないため安く済ませることが出来ます。
3つ目は冬の装備をしたまま飛行機に乗って、旅行先で自宅へ発送するという方法です。
それなりに費用が高くついてしまうので、旅行先に持って行ったけど必要なかったというパターンで使えます。
メリットとしては使い終わった着替えやおみやげなど本来の荷物もまとめて送ることが出来るということです。
私は学会などでスーツが必要となる時によくこの方法を利用します。
しかし帰りは冬の装備がないことになるため、屋外に出ずに帰られるのかどうか検討してから送った方がいいです。
最後は宿泊先にずっと預けっぱなしにする方法。
連泊すると決まっている場合のみ使える方法ですが、考えるのがめんどくさければ最もポピュラーな方法です。
私のようにネカフェやカプセルホテルなど予約せずに行くタイプだとこの方法は使えませんが、ほとんどそんな方はいないと思うので…
ただし帰りは荷物を回収しなければいけないので、帰る前にどこか寄る予定があるかどうか考えた方がいいかもしれません。
4.電動シェーバー
男性であれば髭剃りが必要になるかと思いますが、ここは各々の生活スタイルによってどのように処理するか決まるでしょう。
私は電動シェーバーをフル充電させて持って行きます。
私は上記のこのシリーズを使っていますが、充電させておけば数泊程度の旅行であれば充電器なしでも大丈夫です。
あと軽いので荷物になりません。
使い捨てのカミソリでもいいのですが、髭剃り用のクリームが必要だったりで結局荷物増えちゃうからです。
あと電動シェーバーはどこでも使うことが出来るので、シャワー浴びる時とか限定されずに使えるのが便利です。
いまどきのであればそこまで大きくないため、これ一つくらいではそこまで荷物にはならないかなと思っています。
ただ忘れたとしてもネカフェですら使い捨てカミソリを手に入れられる時代なので、そこまで慌てなくても大丈夫でしょう。
最悪誰か会う予定でなければ剃らないという選択肢もありますしね。
5.歯ブラシ
歯ブラシに関しては個人的な意見ですが使い捨て以外を持ち歩いた方がいいです。
というのも使い捨てのはどうしても質が悪いのでキレイに磨くのに苦労します。
キレイに出来なかったり、また過剰にやりすぎて口の中を痛めると旅行の醍醐味である食事に大きな影響が及んでしまいます。
長期旅行中だと特に大事で、知らない土地で虫歯などの痛みが発生してしまうとかなり厄介です。
ただ何もやらないよりはやった方がいいので、忘れたとしてもネカフェや宿、または100均やドラッグストアでいくらでも手に入れることが出来るため、こちらも忘れたとして慌てる必要はありません。
長期旅行だと整容や清拭のハードルがどうしても高くなりがちですが、旅行先で人に会わないことなんてほとんどないのでちゃんと清潔に保っていた方がいいと思います。
日本一周している時も、よくいる放浪しているような姿にだけはなりたくないと気をつけていましたね…
さて少し話が脱線しましたが、私が考える荷物は以上です。
この辺さえあればほとんど困りませんね…
あとは目的に合わせた持ち物を各々用意してください。
写真を撮りたいならカメラやバッテリー、大人数での旅行ならボドゲやゲームなど、イベントのための遠征であればポーチやグッズを入れるための折りたためるカバンなど…
荷物を減らすのが目的の記事ですが、減らし過ぎて本来の旅行の目的を忘れてしまっては本末転倒なので気を付けてください。
6.人によってあれば便利なもの
他になくてもなんとかなるけどあると便利なのはタオル、洗顔料、耳栓、アイマスク、折り畳み傘(レインコート類)、ウェットティッシュ、ティッシュなどです。
どれもなくてもなんとかなりますが、自分には必要と思ったものは入れたらいいと思います。
特に旅行中の睡眠の質は特に大事なので耳栓やアイマスクは荷物にもならないのであるといいかもしれませんね。
飛行機などの移動中を体力回復にあてるのも旅行を楽しむためのコツです。
ただJRとかでの移動だと車窓からの風景も旅行を楽しむポイントなので、体力と相談です。
ちなみにこのご時世なのでマスク着用必須な施設が増えています。
着用していないと入店拒否されるお店もあるため、せっかくの旅行で行きたい場所に行けないということを防ぐためにもマスクは用意した方がいいです…
場所によってはその場で配布、または売ってくれる場所もありますがそういったものがなければ普通に入れません…
まとめ
今回は公共交通機関を使って道外に行く前提の話でしたが、車を使った移動であればそこまで気にしなくてもいいと思います。
ちなみに車の移動で乗るのが自分だけであれば折りたたみ自転車がめちゃくちゃ捗ります。
街の中心部の駐車場は高くても、少し外れた場所に停めてから自転車で中心部に行けばいいので駐車代の節約にもなります…!
基本的に国内旅行はあまり観光客が訪れないような田舎や島でなければ大体の物は現地調達可能です。
最初からそう思っていれば荷造りも気軽に出来ると思います。
私は毎週旭川から札幌まで移動して遊びに行っていたので、荷造りはもはや5分もかかりません。
ほとんど荷物なくてもいいことがわかってしまったので、悩むことがなかったです。
荷造りというハードルさえ越えてしまえば旅行へ実際に行くというのも簡単になるのではないでしょうか。
旅行の計画や予約のやり方などについては以前の記事にて紹介しましたので、なかなか実行できない人は参考にしてみてください。
目的さえあればどんな形でも旅行を楽しむことが出来ると思うので、最新の情勢に合わせて計画を立てて行くと良いでしょう。
また情勢を見ながらおすすめスポットなどの紹介をしていきたいと思います。
早くモヤモヤせずにみんなが旅行出来る世界になればいいなぁと思いながら過ごしています。