最近日本全国で「ポケふた」というポケモンの絵柄のご当地マンホールがあちこちで見られるようになっています。
2018年に鹿児島県指宿市で設置されたのを皮切りに、毎年全国各地で新しいポケふたが追加されていってます。
北海道では2020年に入ってから設置されるようになり、2020年10月現在では道内15市町で設置されています。
北海道のメインポケモンはロコン・アローラロコンであり、その地域のコンセプトにあったポケモンとセットになっているパターンが多く見られます。
北海道ということで15箇所の達成難易度はかなり高いと思われるでしょうが、
実際かなり難易度高めです!!
公式サイトでもどこの街のどのあたりにあるのか地図と座標で表記されていますが、実際に行ってみると探すのが難しいくらいひっそりとしているパターンがかなり多いです!
そのため今回の記事では具体的にどの辺にあるのかということや駐車場情報などもまとめて紹介したいと思います!!
なお完全制覇にあたっては車での移動を強く推奨です。
設置している場所はJRの駅前というパターンも多いのですが、道の駅だったり、全然よくわからない場所だったりと公共交通手段では更にハードルが上がります…
目次
北海道のポケふた一覧
稚内市
稚内のポケふたは稚内駅前にあります。
ここでのポケモンはアローラロコンとアローラキュウコンです。
入口近くにあるため見つけるのは容易でしょう。
この駅は道の駅も併設されているため、無料駐車場があるので車でも簡単に立ち寄ることが出来ます。
稚内市は日本最北端の街であり、観光するなら最北端の地である宗谷岬を目指してみるのもいいかもしれません。
稚内の観光についてはこちらもどうぞ!
豊富町
セイコーマートのCMでお馴染みの豊富町ですが、ポケふたは豊富町定住支援センター ふらっと きたという施設の入り口近くにあります。
豊富町の名産品が牛乳であることから担当ポケモンはミルタンクがセットです。
駐車場も広く、看板などもあるのでここまで辿り着くことが出来れば容易に見つけることが出来るのですが、なぜかJR駅前でもなく地元の公民館的な立ち位置の施設にあるので、観光客がたまたま見つける可能性は皆無です。
そもそも豊富町自体がバイパス完成に伴い、旭川~稚内の移動においてほとんど通り過ぎてしまう人が多い町なのでうっかりバイパスを利用しないように注意しましょう。
豊富町は道の駅もないためバイパスで通り過ぎる人が多いのですが豊富温泉が有名であり、石油臭が特徴的な珍しいタイプの温泉です。
天塩町
オロロンラインで稚内に向かうと最後の街になるのが天塩町です。
ポケふたは道の駅の入口前にあり、案内板などもあるため発見することは簡単でしょう。
また駐車場も広いので困ることはありません。
ポケモンはロコンとアローラロコンで、おそらくオロロンラインをイメージしたであろう道路がモチーフとなっています。
オロロンラインは小樽から稚内を繋ぐ道路の名称であり、ツーリングの聖地と言われるほど北海道の風景を楽しみながらドライブすることが出来るコースです。
天塩町ではしじみラーメンやふるさと納税の返礼品にもなっているてしおChuChuプリンというマヨネーズのような容器に入ったスイーツが有名です。
天塩の道の駅について詳しくはこちら
士別市
士別市は旭川から北へ60km弱の位置にある街であり、サフォークラムなど羊肉料理やアルパカ牧場が観光客に人気です。
そんな士別市のポケふたはメリープ…!
(食べるわけではないよね、そんなまさか)
旭川からもそこまで遠くなく、公共交通手段も比較的多いのですがここのポケふたの発見難易度は道内トップクラスの高さです。
場所は国道40号線に面したやまもと菓子舗さんの向かいにある歩道です。
周りには駐車場もなく、車で行った場合はまずどこに車を停めるかからとなります。
周りに特徴のある建物もなく、ただ本当に街の中のマンホールの一つがポケふたという感じなので事前の調査がめちゃくちゃ重要です!!
なおGoogle Mapでは士別のポケふたの場所を教えてくれるので、それを参考にするのもいいかもしれません。
隣には士別のデザインマンホールもあるので間違えないようにしましょう。
どうやら士別市民文化センターに設置されていたのが移動されたようで、大通東5丁目の交差点が選ばれた理由としては推測ですが目の前にまちなか交流プラザが建設中であり、それに合わせての場所なのかもしれません。
まちなか交流プラザが完成すれば駐車場があるかもしれませんが、その前に訪れる時は少し歩きますが士別駅隣の駐車場などを利用するくらいしか方法がないと思います。
コインパーキングもない上に駐禁の場所なので観光客には本当に優しくない位置です…
比布町
比布町は旭川市民にとってはスキー場の街であり、夏はイチゴ狩りで有名な街です。
そんな比布町のポケふたは比布駅前にあるので、すぐに見つけられます。
ポケモンはポッチャマ。
駅の中にはカフェもあって休むことが出来ますのでロングドライブの休憩にもいいかもしれません。
なお有名なお米であるゆめぴりかは比布町発祥です。
遠軽町
遠軽町は無料で通ることが出来る旭川紋別道の現在の終点となっている街です。
そんな遠軽ではスキー場ロッジ併設である2019年12月にオープンしたばかりの道の駅があり、そこにポケふたが存在します。
ポケモンはユキメノコ、比布といいスキー場繋がりなのでしょうか…?
道の駅自体は旭川紋別道降りたらすぐなので迷うことはないのですが、ポケふたの位置は探そうとしないと見つからない場所にあります。
道の駅の前ではなく、駐車場出入り口付近の歩道にあるため、車で行くと気付かずに通り過ぎてしまう人がほとんどです!
一応道の駅の中でも案内がありますが、ポケふた周囲には全く案内板などないのでここも忘れないようにしておきたいところ。
遠軽ではカントリーサインにもなっている瞰望岩が観光名所であり、遠軽町全体を見渡すことが出来る場所です。
ただし足場が悪い上にものすごい高さの崖なので高所恐怖症の人は足がすくんでしまうかもしれません…!
紋別市
紋別市は遠軽町から更に東へ進むと辿り着くオホーツク海に面した街です。
ここでのポケふたの担当はタマザラシ、観光の中心でもある流氷で遊んでいる姿が特徴です。
その場所なのですが、道の駅があるにも関わらず道の駅ではありません!
それよりも更に北へ進んだところにある海洋公園の駐車場近くにある24時間トイレの横です!
道の駅周辺には温水プールやアザラシシーパラダイス、流氷砕氷船ガリンコ号乗り場など多くの施設があるため、ポケふたの位置を知らないと見つけるのは困難でしょう…
道の駅から歩くと結構歩きますが、ポケふたの目の前は駐車場なのでそこは問題ありません。
紋別市ではニュースでも話題になったカニの爪のモニュメントなどが有名ですが、更に街の方へ進んだところにある出塚水産では揚げる前のかまぼこをバイキング形式で選び、会計後に揚げてくれるという地元では有名なお店があります。
どれも食べごたえがあってとても美味しいのでついでに寄ってほしいお店です!!
紋別の道の駅についてはこちら
大空町
大空町は道東最大の空の玄関口である女満別空港で有名な街です。
そんな大空町のポケふたは女満別駅の前にあり、担当ポケモンはムクホークです。
駅の前といっても目の前ではなく、道路を挟んだところにある公園のような場所の中にあるマンホールなので、場所を知らないと少し探すことになるかもしれません。
こちらも駅に駐車場があるので車で来ても大丈夫です。
女満別の街中を北へ超えるとすぐに道の駅があり、こちらでは名産であるさくら豚丼やしじみラーメンを食べることが出来ます。
特にチーズソフトクリームは美味しいのでお試しください!
しかしもう少し網走方面に進むと有名なジェラート店のRimoもあるため悩ましいところです…!
道の駅から少し北へ進むと道の駅の名前にもなっているメルヘンの丘があり、ここでは季節によって変わる北海道の風景を楽しむことが出来ます。
余談ですがここのポケふたが日本で最も東にあるポケふたです。
女満別の道の駅についてはこちら
足寄町
足寄町は松山千春氏の地元ということで有名な街です。
ポケふたは道の駅の正面にあるため、駐車場は車で来ても大丈夫です。
担当ポケモンはアグノム、エムリット、ユクシーの3体の伝説ポケモンなのですが、足寄とどう関係しているのかはよくわかりません…
ちなみに足寄町には道の駅が2つあるのですが、足寄湖の方ではなく街中の方となっています。
足寄湖の方は無人の道の駅なので車中泊かスタンプラリー目当て以外の人はあまり用事がないかもしれません。
観光の方はオンネトーという湖が有名で、そのまま東へ進むと道東最大の温泉街ある阿寒湖温泉を堪能することが出来ます(厳密には釧路市ですが)。
名産品はふきを使った加工品や黒豆などです。
新得町
新得町は新得そばで有名な街であり、富良野方面から来た時の十勝地方の入口となっています。
ここのポケふたは新得駅前にあり、担当ポケモンはヒメグマです。
駅のすぐ目の前ではなく、正面を少し進んだところにありますが探せばすぐに見つかる場所です。
こちらも駐車場があるため、車で来ても問題ないです。
観光としては街中から北に進んだところにあるサホロリゾートが有名であり、クラブメッドサホロでは飲食無料で海外出身のホテルスタッフと交流が出来たり、まるで海外のリゾート地を楽しんでいるような体験が出来ます!
また近くにはベア・マウンテンがあり、北海道では数少ないサファリパーク形式でヒグマの観察をすることが出来る施設なので、こちらを目的に来る観光客も多いです。
石狩市
石狩市は札幌市に隣接している一方で、北は増毛町と隣接しており、南北に長く広がる街です。
石狩市には2つの道の駅があるのですが、ポケふたはそのどちらでもなく、浜益温泉入口前にあります。
担当ポケモンはナエトル。
ここもどちらかというと地元の人がよく利用しているような温泉であり、オロロンラインからも少しはずれた場所にあるので観光客が偶然見つける可能性はほぼ皆無でしょう…
駐車場はあるので車で行くことが出来るものの、場所を知らないとたどり着けないため事前のリサーチが必要です。
石狩市は花畔(ばんなぐろ)、濃昼(ごきびる)、生振(おやふる)、聚富(しっぷ)など難読地名の宝庫でもある場所なので、地名の看板を見ながらドライブすると楽しめるかもしれません。
札幌から近いこともあり、札幌市民にとっての海水浴場というイメージが強いですが厚田地区の道の駅では夕方に行くと夕日が海に沈む景色を楽しむことができ、デートスポットにもなっています。
恵庭市
札幌近郊であり、通勤圏内でもある街です。
ポケふたは札幌から最も近い位置にあり、恵庭の道の駅にあります。
花のまちとして有名であることから担当ポケモンはロコンのみですが、たくさんの花に囲まれているデザインとなっています。
観光としては地元で有名な釜めしのお店である「いちえ」、道の駅では名産品であるえびすかぼちゃを使ったかぼちゃプリンパン、かぼちゃメロンパンなどを食べることが出来ます。
遊ぶところとしてはえこりん村や緑のふるさと森林公園など自然と触れ合う施設が非常に多いのが特徴です。
洞爺湖町
洞爺湖町はその名の通り北海道を代表する湖である洞爺湖がある街です。
そんな洞爺湖のポケふたは洞爺湖温泉街の中にある湖沿いの草むらの中にあります。
ここのポケふたの発見難易度は士別と並ぶ2TOPの難しさです。
まず車を置けるのが洞爺湖サミット記念館の近くにある駐車場であり、そこから湖へ向かってそれなりな距離を歩くことになります。
まっすぐ湖へ進んだとするとそこから東方向へ進むとモーターボート乗り場があり、そこからホテル側にある草むらの中にマンホールが隠れています。
気分はリアルポケモン状態です…
もちろん案内板など一切ないため、とにかく草むらを探すしかありません。
担当ポケモンはウリムー。
洞爺湖温泉はマンガ「銀魂」の主人公が持っている木刀に洞爺湖と書いていたことから銀魂ファンが多く訪れたり、毎年6月に洞爺湖マンガアニメフェスタという街全体がコスプレOKとなる道内でも最大規模のコスイベがあるなどサブカルでの町おこしが成功している街です。
札幌からも100km程度しか離れていないため、道民にも人気のある温泉街となっています。
森町
森町(もりまち)はいかめし発祥の地で有名な街です。
ポケふたは森駅前にあるのですが、どちらかというと隣にある商工会議所の目の前にあります。
知らないと少し探すことになるので注意が必要です。
担当ポケモンはマーイーカ。
(お前も食べられる側じゃないか…)
札幌から函館へ向かう時に必ず通る街なのですが、国道5号線沿いに道の駅があるものの市街地へ行くには寄り道をしないといけないのでなかなか観光客が偶然見つけるのは難しい場所かもしれません。
しかしせっかくポケふたを見に来るのであれば、駅前にある柴田商店のいかめしが名物となっているので食べてみるといいかもしれません。
なお函館方面へ進むと函館ご当地グルメであるラッキーピエロが森町にもありますが、札幌から最も近い場所であるため、連休中は非常に並ぶことから時間帯や曜日をずらすか函館市内で行った方がすぐに食べられるかもしれません。
森町の道の駅についてはこちら
上ノ国町
上ノ国町は奥尻島の玄関口となっている江差町に隣接している街です。
ここのポケふたは道の駅にあり、しかもわかりやすく案内もあるため容易に見つけられるでしょう。
担当ポケモンはヒコザル。
上ノ国町は北海道では珍しい歴史的建造物が多く、市街地周辺に点在しているので比較的巡っていくことが容易です。
また道の駅ではいちごスムージーやコーヒーわらび餅などスイーツも楽しむことが出来ます。
上ノ国町の道の駅についてはこちら
まとめ
今回実際に15か所を巡ったので、その時に思ったことなどをまとめてみました。
今はGo To Travelキャンペーンを利用することで稚内や大空町など札幌から離れた場所にも行けるチャンスとなっています。
ポケふただけを目当てにすると移動距離もすごいことになるので、一緒に観光を楽しむくらいの気持ちの方が気楽に行けると思います。
またポケモンGOを起動させるとポケふたがポケストップになっているので、そちらも確認してみると記念になるでしょう。
事故に気を付けてポケふた巡りを楽しみましょう!