記事が長くなってしまったので2つに分けました。
前半はこちらから見ることが出来ます!
それでは後半も参考にしてください。
目次
7.たこしゃぶ
実は稚内ではたこしゃぶが名物となっております。
その中でも元祖と言われているのが車屋・源氏というお店です。
稚内駅から歩いて行ける繁華街の一角にあるのですが、とても人気があるお店のため予約していくことが間違いないと思います。
ここで食べられなかった場合は周辺の居酒屋などたこしゃぶを提供しているお店が多いため、諦めず探すことで食べることが出来ると思います。
お店によってタレやたこの大きさは変わるようですが、利尻昆布のだし汁でくぐらせるというのは共通しているようです。
たこの刺身を食べる機会はあっても、薄く切ったたこをしゃぶしゃぶするというのはまた体験したことないよう食感であるため、稚内に行った際には是非とも食べたいご当地グルメとなっています。
8.ノシャップ岬
こちらは宗谷岬ではなく、もう片方の岬となっています。
漢字だと野寒布岬となり、根室の納沙布(のさっぷ)岬と名前が似ているので混同しやすいですが全く別の岬です。
岬への入り口前には看板があるのですが、そこまで大きくない道なので見逃してしまうとそのまま反対側へ戻ることになるので注意が必要です。
ノシャップ岬は宗谷岬と比べて知名度が落ちるものの、市街地から簡単に行ける距離であるため両方の岬をセットで訪れる人が多いと思います。
こちらの岬にもお土産屋や食堂があります。
またノシャップ岬には日本最北端の水族館と科学館が存在します。
水族館では100円払うことでアザラシに生魚を与える体験ができます。
この安さでこんな楽しい経験が出来るというのはなかなかないのでおすすめなのですが、頭上から常に海鳥たちがエサを狙って突撃してくるので注意が必要です。
実際に私もトングでつかんでいた魚を無理矢理持っていかれてしまいました…笑
規模はそこまで大きくないのですが、動物たちとの距離がとても近いことやドクターフィッシュ体験、オホーツクの魚の幼体など見れるのは貴重だと思います。
入場料が500円という安さで科学館も一緒に入れるため、実はたくさん楽しめるスポットとなっています。
特に道北は子どもが遊べる場所が多くないため、長距離移動で飽き飽きしているお子さんがいる方にとっては重宝するのではないのでしょうか。
北海道全般に言えることなのですがノシャップ公園付近は鹿の多発地帯であり、運転中は飛び出しに注意が必要です。
それなりな速さでぶつかると車全壊する可能性もあります…
夜間は行動が特に活発になるので私も夜間の長距離移動は控えています。
また道外の方にとっては野生動物は新鮮でつい興味を持ってしまうと思いますが、写真を撮るにしても停車場所を考慮したり、動物に近すぎないように注意してください。
熊に近づくのは絶対にやってはいけないですが、鹿でも野生であるため何かの拍子に興奮すると少し暴れただけでも人間はいとも簡単に大怪我をします。
更にエサを与える観光客が特に問題となっており、エサの味を覚えた野生動物はもう野生に戻らず、人間に近づいてエサをもらおうとします。
その結果、自分でエサを取れずに餓死してしまったり、人間を恐れなくなったことで居住地域まで移動するようになり最終的に駆除の対象となってしまいます。
道民にとって野生動物には触れない、近づかない、エサをあげないというのは小さい時から絶対にしてはいけないこととして学んでいきます。
それくらいタブーなことであるため、観光を楽しむ際には注意してください。
野生動物には基本的に近づかない!!関わらない!!
9.光速憧路
ここは日本最北端のゲームセンターです。
元々アーケード版アイドルマスターの聖地と言われ、全国から多くのプロデューサー達が訪れていた地でしたが2009年の火事にて一度営業休止となってしまいました。
その後営業再開しており、1階がレンタルDVD店とゲーセン、2階がカラオケとなっております。
稚内で朝まで過ごすことの出来る貴重な場所です。
音ゲーに関しては一通り設置されており、稚内でも音ゲーを楽しむことが出来ます。
しかし競合店舗がない(一番近くて150km以上先)ため、1クレ200円というある意味貴重な価格設定となっています。
数年前まで全機種1クレ200円(PASELI240P)でしたが、2019年9月現在では一部機種は1クレ100円でも楽しむことが出来るようになっていました。
音ゲー行脚勢にとっては超有名な聖地であるため、プレイ記録を残していきましょう。
10.みどり湯
ここは地元で愛されている銭湯です。
しかしここは同時にライダーハウスでもあります。
駐車代500円と1泊1000円で宿泊することが出来、ライダーの中ではかなり有名なライダーハウスとなっています。
銭湯代を払えば銭湯を利用することも出来ます。
また1泊2000円で隣にあるゲストハウスを利用することが出来ます。
複数人で来た時や、ドミトリータイプが苦手な方はこちらに泊まるといいでしょう。
21時になるとライダーハウスの方で宿泊者同士での交流会があります。
自己紹介などをして、北海道の定番曲「大空と大地の中で」をみんなで歌うというのが恒例となっており、それが楽しくてリピーターも多いようです。
ゲストハウス宿泊者でも参加することが出来ており、もちろん参加しないことも可能です。
近くにはセコマもあり、買い出しも容易であるため、様々な情報交換は行いやすいと思います。
HPに記載はありませんが、門限は25時でした。
ちなみに初見ではややわかりにくい場所にあるため、地図を注意深く見ながらたどり着いてください。
11.フェリーターミナル
稚内駅の裏側の方にあり、利尻・礼文島への玄関口となっています。
この2つの島についていずれ記事にしたいと思いますが、簡単に触れます。
夏場はウニ漁が盛んであり、漁解禁に合わせて観光のピークとなります。
自分もウニが苦手だったのですが、島で食べるウニを経験してから大好物になりました。
島で食べるウニは他と比較にならない程の美味しさとなっているため、それを目的に行く方は多いと思います。
出発してから約2時間弱でたどり着くことが出来ますが、初めて行く人は覚悟しなければなりません。
実は稚内から両島への海路はとても荒れることが多いです。
私も数回行ったことありますが、高確率で大荒れです。
酔い止め薬必須です、あっても足りないくらいでした。
どうしても初めて行く場所に向かう時はテンションも上がって、海を見ようとしたり、立っているのもやっとな船内を楽しもうと思うかもしれませんが、船内に入ってからは早々に横になることをおすすめします。
周囲を見渡すとエチケット袋とお友達になっている方が多数います。
平気な顔をしているのはおそらく地元の方と思われる方々だけでした。
私も初めて行った時は楽しくなっていたのですが、後半は横になっても止まらない二日酔いの辛さが永遠と続く状態でした。
窓に目をやると、船よりも高い波しぶきが見えるレベルの波です。
せっかく美味しいものを食べに行くのに、体調が悪くなってはもったいないものです。
経験者として、すぐに横になって休むことを強くおすすめします。
最初から横になっていれば船酔いにはなりにくいです。
以上、私が行ったことある中での稚内のおすすめ観光地などの紹介でした。
今回あげられなかったところだと、港のゆでは最北端の天然温泉を楽しむことが出来て、うみねこと共に最北端の海を眺める露天風呂は絶景です。
他にもペチカというロシア料理店があるのですが、いつも混んでいて入ることが出来ないため来年行く時にはまたレビューなどしてみたいと思います。
稚内の注意点としては、個人経営のお店だとGoogle Mapに記載されている営業時間のとおりにお店が開いていないことがよくあるため、絶対に逃したくないお店は事前に電話で確認&人気店は予約するのが間違いないと思います。
またコンビニもセイコーマートのみとなっており、最寄りのセブンイレブンは130km以上、ローソンは150km以上先となっております。
そしてセイコーマートは24時間営業じゃないことの方が多いため、事前に24時間やっているセコマを知っておくことで稚内に行っても困ることはないでしょう。
24時間営業の店舗はどうやら国道40号線沿いで市街地に4店舗程度あるみたいです。
あまりに遠いことで道民でも稚内に行ったことある人は多くないかもしれません。
しかし日本最北端の地にもおすすめスポットはいっぱいあるということを伝えたくてこの記事を作りました。
道民だけじゃなく道外の方にももっと稚内に来てもらえるようになれば幸いです。
また宿の数も限られており、稚内市街地以外での宿探しは困難であるため事前に予約をとっておくことをおすすめします。
以下のサイトなどを使って是非予約してから素敵な旅を楽しんでくださいね。