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目次
8.香りの里 たきのうえ
国道273号線に面している滝上町の道の駅になります。
外観が洋風の建物であり、他の道の駅と比較して特徴的なデザインです。
売店ではハッカやハーブなどの商品の取り扱いが多く、チーズやケーキなどをお試し出来るちょい食べコーナーがあります。
道の駅の旅では様々なところで食べる機会が多いため、少量で味を楽しめるというのはありがたいです。
この道の駅での名物の一つに芝ざくらソフトクリームがあります。
こちらはラベンダーソフトほど香りは強くないため、誰でも食べやすい味かと思います。
また周辺では5~6月にかけて芝ざくら滝上公園で一面の芝ざくらを楽しむことが出来ます。
同時期に芝ざくらまつりも行われており、満開の時期となると観光客が多く訪れる場所となっており、この時期に合わせて行くとより滝上町を楽しむことが出来ると思います。
9.かみゆうべつ温泉チューリップの湯
サロマ湖方面と紋別方面の分岐近くにある道の駅です。
オホーツクエリアの道の駅では珍しい温泉併設タイプとなっています。
レストランもあるため温泉に入った後は食事をとって休憩することも出来ます。
道の駅の周囲には鉄道資料館や漫画美術館が存在し、見学をすることが可能です。
上湧別町ではチューリップ公園が観光客に人気で、5~6月にかけて満開となる時期には多くの人が訪れます。
https://www.town.yubetsu.lg.jp/tulippark/fair/index.html
チューリップフェアの公式HP
北海道でこれだけ一面のチューリップを見られる場所は珍しく、花だけではなく地元の特産品などを食べることが出来る売店などもお祭り期間は出店しています。
道の駅から少し離れますが、サロマ湖のオホーツク海側は車で途中まで行くことが可能です。
普段は国道239号線から見ることが多いサロマ湖ですが、海とサロマ湖に挟まれた道路を走ることが出来るため、両側を海に囲まれているような体験が出来ます。
橋を渡って海の上を走っている体験が出来る場所は日本各地にありますが、砂州の上を通れる大規模な場所はここと野付半島くらいではないでしょうか。
お店などあるわけではないですが景色を楽しむには絶好の場所です!
10.ぐるっとパノラマ美幌峠
美幌町と弟子屈町の間にある国道243号線沿いの道の駅です。
ここは道内の道の駅で毎年ランキング上位に入るほど大人気の場所となっています。
その理由は屈斜路湖や知床連峰などの大パノラマを見ることが出来る展望台です。
美幌峠を走る車を見ることもでき、その様子は車のCMを生で見ているような感覚になります。
道の駅の裏から展望台への道が続いており、距離も長くないのでここを訪れた際には必ず見て欲しい景色です。
また周囲にお店や休憩所がないことから唯一食事を取ることが出来る場所でもあります。
カニラーメンなどが有名で、名産の熊笹を使った熊笹ソフトクリームが名物となっています。
他にも熊笹茶や熊笹ようかんなどあり、他の道の駅ではあまり見られないものも売られています。
屈斜路湖の反対側までまわると川湯温泉街があり、宿も多いためここを旅の目的地にする人も多いかと思います。
11.サロマ湖
国道239号線沿いに走っていると必ず通る道の駅です。
この道の駅ではフードコートがあり、片手で食べられるようなメニューが有名です。
佐呂間町の名産として海産物やかぼちゃがあり、それらを使用したメニューが特に人気となっています。
牡蠣の唐揚げやホタテの炭焼き、肉まんだけでなくかぼちゃまんやかぼちゃもちなどお手軽に食べられるものが多く、どれも美味しいものばかりです。
また帆立カレーなどしっかりと食事をとることも可能です。
近くにはサロマ湖展望台があり、湖全体を見渡すことが出来ますが舗装していない険しい道であるため、運転に慣れていない人は注意が必要です。
道の駅にはサロマ湖遊覧観光船もあり、予約が必要ですが広大なサロマ湖のクルージングをすることが出来ます。
日本で3番目に大きいサロマ湖を堪能することができるでしょう。
12.しゃり
斜里町の道の駅は国道沿いではなく街の中へ入る必要がありますが、駅からすぐ歩いて行けるという北海道では珍しい立地の道の駅です。
この道の駅自体はコミュニティルームが併設されており、地元の方が利用することが多い施設となっております。
観光で来た人は観光情報をインターネットで調べたりすることが中心となり、食事やおみやげは一切ありません。
しかし外の道路を挟んで隣にしれとこ屋というお土産屋があるため、こちらを利用する方が多いと思います。
鮭とばなど乾物や加工品が中心であり、知床の味を楽しむことが出来ます。
また併設されている海鮮料理の熊湖というレストランもあるため食事をとることが可能です。
他の道の駅と違って街の中心部にあるため、斜里町の地元に愛されるお店などを巡るのもいいかもしれません。
13.しらたき
この道の駅は北海道では珍しく、旭川紋別道から直接入ることが出来る場所となっています。
高速無料区間であり、最も道央に近いオホーツク地方の道の駅であるため、小規模でありながらここで休憩するドライバーは非常に多いです。
食堂もあるため食事休憩が出来る他、おみやげコーナーではトドやエゾシカ、豆を使った混ぜご飯の素の缶詰、ハムやソーセージ、山菜などが多く、道の駅の中だけではなく外にも野菜の直売所があります。
また黒曜石が特産品となっており、加工品がおみやげとして売られております。
道の駅からオホーツク方面へ少し進むと、黒曜石の展示や石器づくりなどを体験できる遠軽町埋蔵文化財センターがあるため、黒曜石をさらに見たい方は楽しむことが出来ると思います。
道の駅周辺では休憩できる場所がほとんどなく、次の道の駅であるまるせっぷまで移動しないといけないため、札幌からオホーツクへ向かっているドライバーは一度ここで休んでいくことをおすすめします。
また違うルートにはなりますが、道北地方最大の温泉街である層雲峡温泉も車であれば移動圏内であるため宿を取ってから移動するのも良いでしょう。
秋は紅葉を楽しむことができ、夜になるとライトアップされるというイベントが最近始まりました。
これを目当てに来る観光客も多く、今後は秋のイベントにも注目です。
冬になると氷瀑まつりが開催されており、氷で出来た神社やお城などを歩くことが出来るため幻想的な体験が出来ます!
ただし札幌と比較できないほどに極寒の地であるため、防寒対策は必須です。
野生の鹿も多く、温泉街の中心部では簡単に遭遇することが出来ますが野生なのでエサやりなどしないよう注意が必要です。
その4へ続きます