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Go To キャンペーンってどれだけお得なの?使い方は?どこで対象なのか まとめ

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前回は北海道民だけが対象となっている「どうみん割」についてまとめました。

道内旅行割引(どうみん割)ってどれくらいお得?使い方は?どんな時に使えるのか まとめ北海道では道民を対象に7月から旅行をする際に「どうみん割」として割引をし、旅行の支援をすると発表しました。 ニュースではよく見かけ...

このような動きは政府でも取り組まれ、発表されたのが「Go To キャンペーン」です。

しかし具体的にはどのようなことに使え、どれくらいお得なのかという話はあまり報道されていません。

ゴリラ
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今回は現在発表されている範囲での情報をまとめていくよ!

 

目次

Go To キャンペーンの割引について

 

国土交通省 観光庁HPより抜粋 https://www.mlit.go.jp/common/001339606.pdf

Go To キャンペーンは簡単に言うと、国が新型ウイルスによる観光需要の低迷などに対して、地域の再活性化を狙い、旅行商品などを中心に割引やクーポンの発行を行うというものです。

開始時期については移動自粛制限の緩和が必要となるため、全国の移動制限の解除となってからと思われます。

国では事業開始が遅れていることから学生の夏休みには間に合わない可能性があると発表しており、それを考慮すると8~9月あたりから開始になる可能性が高そうです。

7月22日からの旅行が対象となりましたが、どこの宿が対象かはまだよくわからない状態です。

ゴリラ
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元々は7月開始予定だったけど、もっと延びるかも…

また東京都民は感染拡大のため対象外、東京を目的地とする旅行も対象外、感染対策できていない施設もキャンペーンから外される=キャンペーンの支援金がもらえないということが直前で決まったため、開始してもまだ不明な点が多いままです。

 

キャンペーン内容については、上記のHPで利用者への4つのキャンペーンを紹介しています。

1.Go To Travel キャンペーン

旅行代金の半額を支援してもらえるというもの。
支援額の上限は一人1泊につき2万円、日帰りだと1万円まで。
支援額の7割は旅行代金の割引、残りの3割は旅行先で使える「地域共通クーポン」として付与されます。

具体例を上げると、移動費+宿泊費合わせて40000円のツアーを利用した場合は実際に支払う金額は26000円となり、6000円分のクーポンが付与されるという形になります。

この地域共通クーポンがどれくらい多くの店舗で使えるかによって使い勝手が変わりそうですが、どっちみち元々の代金から35%オフとなっているのでお得なことには変わりないです!

なお注意点として、対象となるのは旅行業者を通じて予約するツアー(移動と宿泊がセットになったプラン)であり、自分で移動手段や宿を別々に手配する場合は宿泊費のみが対象となることです。
LCCなどを利用しても、計算するとツアーの方が安かったということにもなりかねませんので、あらかじめ計算しておくなど注意する必要があります。

このキャンペーンは利用回数制限はなく、連泊も可能となっています。

 

2.Go To Eat キャンペーン

このキャンペーンでは2種類の割引があります。

Ⅰ.オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり1000円分)

Ⅱ.登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)を発行

Ⅰはどこのサイトが対象になるか決まっていませんが、例えばホットペッパーで予約すると金額に応じて最大1000円分のポイントが付与されるという形になることが予想されます。

Ⅱは例えると食事券を1000円で購入すると1200円分の食事券が付与ということです。

こちらも登録飲食店がどのくらいの規模になるかで使い勝手は変わると思いますが、旅行と比べると気軽で使いやすいというメリットもあるため、いろんなお店を楽しんでみるといいかもしれません。

他にもGo To Travel キャンペーンと合わせて旅行先の食事を楽しむのもいいかもしれません。

ただしGo To Travel キャンペーンのクーポンと重複して使えるかは不明であるため、今後の情報に注目です。

 

3.Go To Event キャンペーン

こちらはチケット会社経由でイベントやエンターテイメントのチケットを購入すると、2割相当分の割引やクーポンが付与されます。

どのような内訳になるかは現時点では公表されておらず、詳細は不明です。

このキャンペーンもGo To Travel キャンペーンと合わせて利用すると更にお得となるでしょう。

 

4.Go To 商店街 キャンペーン

商店街でのイベント開催、プロモーション、観光商品開発等を行います。

こちらは商店街ごとに取り組みは変わっていくと思われるので、行きたい商店街がある場合は事前に調べておくと情報をキャッチしやすいでしょう。

 

 

ここまで4種類のGo To キャンペーンを紹介しましたが、複数のキャンペーンを有効活用するとかなりお得になります。

しかしどれだけ重複が可能なのかも全く公表されていないため、今後の発表に注目です。

また予約や使い方については公表されていないことが多く、前回の記事で紹介した「どうみん割」のように特設サイトを開設し、そこを窓口に予約していくことになるかもしれません。

もしくは日本全国と規模が大きいため、サーバーダウン開始するため旅行業者や飲食サイトなど各々の会社へ委託する可能性も考えられるでしょう。

今後情報の公開に合わせて随時更新していきたいと思います。

 

Go To キャンペーンは旅行する最大のチャンス

史上初の緊急事態宣言を受け、インバウンド頼みだった日本の観光は壊滅的なダメージを受けています。

外出自粛を受けて、がらっと生活スタイルが変わってしまったことにより、徐々に移動制限が解除となっている現在でも旅行=悪とみなされてしまうことが多いです。

しかしいつまでも自粛を続けるとどのタイミングで自粛を解除をすべきかわからなくなるため、行動に注意しながら少しずつ旅行の機会を作り、観光地にお金を落としていくことが重要になってきます。

自粛をし続けて、完全に落ち着いたら旅行しようと思っても、その時には行きたかった観光地がなくなっている可能性だって考えられます。

今回の補正予算は4兆3211億円とされており、その内1兆6794億円がGo To キャンペーンに使われるということですから、地方の割引の予算と比べると桁が違うことがわかります。

これは国がそれだけの予算を使ってでも、旅行することが悪いことというイメージを払拭する方向へ動いているということでしょう。

 

前述の予算では単純計算で全てがGo To Travelのツアーで使われるとすると、最大の2万円分の支援を受けたとしたら8397万回分も用意されていることになります。

しかし注意しないといけないのは、キャンペーンの残り予算に余裕があっても人気のある観光地のキャパシティには限界があることです!

そのため行きたい場所が決まっているのであれば情報を集めて、最速で予約できるよう心掛けていた方がいいかもしれません。

ゴリラ
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安いツアーは特に埋まりやすいかも!移動や宿にお金かけたくない人は計画しておいた方がいいかも!

 

今回のキャンペーンでは自分の住んでいる都道府県への観光でも有効と思われますが、私個人の考えでは普段行きにくい場所にこそ、このキャンペーンが活かされるように思われます。

東京からだと全ての都道府県へのアクセスがしやすいのですが、地方だとそうではありません。

私は北海道民で、政令指定都市へのアクセスは飛行機によって比較的選択肢があるものの、北陸や四国、九州南側などへのアクセスはかなり厳しいものがあります。

しかし今回はツアーという形で割引の恩恵が受けられるため、ツアー最大の利点である移動手段と宿を気にしなくていいというのは非常に相性が良いと思われます。

日本一周してわかったのは全ての都道府県どこに行っても楽しいということなので、ここは知らない土地をあえて選択するのも楽しめるのではないでしょうか。

 

国がこれだけ力を入れているキャンペーンであり、このようなご時世ではありますが旅行をするには私が知る限り今までにない最大のチャンスです!

感染状況やエチケットなどに注意を払いながら日本全国へと旅行をしてみましょう!

ゴリラ
ゴリラ
もちろん僕もたくさん活用しようと思っているよー!

 

注:当記事は6月25日時点での情報であり、随時更新予定です。
しかし内容が変更となる場合もあるため、経済産業省や国土交通省、各自治体が発表する情報、各旅行会社の公式サイトでの最新情報も忘れずにご確認ください。

7月22日、一部修正