Amazonアソシエイトをご存じでしょうか。
一言で言うとAmazonが提供するアフィエイトサービスであり、ブログの運営においては必須とされています。
プライバシーポリシーでも明記されていますが、当サイトはGoogleアドセンスを利用しており、こちらの審査は記事数が5個くらいの時に合格したのであまり苦労することはありませんでした。
その他のアフィリエイトサービスも登録はすぐでき、残すはAmazonアソシエイトだけでした。
しかしこちらの審査が他のサービスに比べるととても厳しく、覚えている限りでは7~8回ほど不合格になったと思います。
2020年1月に入ってからやっと合格することができました…!
申請した方ならわかるかもしれませんが、なんで落ちたかはほとんどの場合は教えてもらえないため、自分で何を修正しないといけないかトライアンドエラーで進めていくしかありません。
申請自体は何度でも出来るため、何が原因で落ちているのかも知りたく、少し修正しては申請という形で繰り返していました。
そこで当記事では修正していった箇所と決め手となった箇所を紹介していきたいと思います。
目次
1.修正していった箇所
記事数 ★★★★★
最初の申請はGoogleアドセンスと同時期であるブログを立ち上げてから1か月程度経った時期だと思います。
当時はまだ8記事程度しかなく、そのうち2つは自己紹介などであったため本格的に更新したのは6記事でした。
この時は理学療法士に関しての記事が多く、少ない記事数でながら専門性が認められたのかGoogleアドセンスに合格することは出来ました。
しかしAmazonアソシエイトの方は記事数が少ないこと、運営期間が短いことを理由に審査は出来ないと通達されました。
そのためしばらくは記事数を増やしていく方針に切り替え、申請することもしませんでした。
その後、時間は経過し、ブログ開始してから4か月程度経ったときには記事数が30ほどまで増えていました。
このあたりでもう一度申請してみようと思い、ここからトライアンドエラーが始まりました。
まずは不合格となったものの、以前申請した時に明記されていた記事数が少ないことと運営期間に関する一文はなくなっており、まず最低限のボーダーはクリアしたようです。
そこからは同じように審査が通らず苦労したというサイトを探し、いろんな記事を参考にして少しずつ修正を加えました。
ちなみに当サイトの記事は自己紹介やお知らせを除くと全て2000文字以上になっているはずです。
問い合わせ ★★★★
コメント欄がない当サイトでは私と連絡を取る手段がTwitterのみであったため、ブログにも設置しました。
ちなみに当サイトでの問い合わせフォームは有名なContact form 7を使用しています。
プライバシーポリシー ★★★★★
これは必ず確認されていると思います。
もちろん様々なトラブルやリスクを回避するために必須なので設置しなければいけないのですが、ブログを始めたばかりの私はWordpressの初期設定のまま放置していました…
しかしAmazonの利用規約を見ると
乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。
amazonアソシエイト利用規約より
と明記されています。
全体的なプライバシーポリシーの書き方については検索するとたくさんの素晴らしい記事があるのでそれらを参考にすることで出来ると思いますが、
当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
この一文は必ず入れておいた方が良さそうです。
申請時のブログ紹介文 ★★★★
実際に申請する際にサイトについての説明を簡単にと求められますが、どうやらここは重要視されていると他のブログでも多く言われております。
私も注意して最大の256文字ぴったりまではいきませんが、それに近いほどの文章を書きました。
内容はどういった記事を書いているかについてと実際のレビュー記事へのURL、またAmazonにおいてどのようなことを見に来てくれた人に伝えるか、どのような商品をおすすめすることが出来るかまでを書きました。
ここまで書けばだいたい256文字に近いところまで埋まるのではないかと思います。
おそらく「どのような記事を書いて、どのように商品を紹介・広告するのか」というところを見られているのではないかと思います。
登録しようとしているサイトの記事が、どんなに良くても商品の紹介を入れる隙がなければAmazonにとっても利益になりませんからね。
自己紹介文 ★★
簡潔にしか書いていなかったのですが、もう少し私という人物がわかりやすくなるように自己紹介文へのリンク作成、Twitterのフォローボタンを追加しました。
Amazonプライム参加 ★★
ここを重要視しているという噂もありますが、参加していない方でも合格しているブログもあるようなので絶対必要なものではないと思います。
私は一応登録しておきました。
ヘッダーロゴやプロフィールアイコン ★★
ブログのデザイン性の部分ですが、こちらはデザイナーに依頼して作成してもらいました。
必須ではないと思いますが、見た目が良くなることが影響する可能性もありそうです。
他社広告の広告を外す ★
これに関してはよっぽど多くなければ問題ないと思います。
現に私もトップページですらそのままにしていましたが、問題なく合格しています。
2.決め手となった記事
前述にて重要視されていると感じた場所、また一般的に必要と言われている場所をあげてみました。
しかしこれらだけでは審査を通ることは出来ませんでした。
そこで考えたのはレビュー記事の有無でした。
当サイトの記事で何か商品を紹介するという記事を作ったことがなかったため、ただ更新するだけではなく、実際に使って良かったものを紹介してみることにしました。
実際にAmazonで購入したものでちょうど食洗機の分岐水栓があったため、食洗機のレビューの中で紹介し、もしもアフィリエイトで作成した広告リンクを貼り付け、これで申請してみました。
しかし結果は不合格…
なぜレビュー記事を書いたのに落ちてしまったのかと考えたのですが、
- レビューの記事が少ないこと
- レビューしている商品がサイトの内容とミスマッチしていること
この2点が大きいのではと思いました。
そして次に作った記事はこちらです。
ここで注意したことは、このサイトで多く取り扱ってきた旅行に関するものを紹介するということでした。
実際にAmazonで購入したものも多かったのですが、ほとんどが商品のページが消えていたため同じ会社の性能がほぼ同じ商品を紹介したり、消えていないものはそのまま同じ商品を紹介しました。
先程必要性が高いと説明した紹介文についても旅行の方をメインに修正したところ…
ついに合格できました!!
申請してからわずか1時間で合格のメールが来たので、見ている箇所というのは本当に限定的だと思います。
すべて見ているわけではないと思うので、基準となっている箇所がちゃんと出来ているかどうかが重要になっているように感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ざっくりとまとめると見られているのはおそらく
- 最低限ブログとしての形が出来ているか(プライバシーポリシーや問い合わせなど)
- 運営が継続して行われているか
- Amazonの商品を紹介してもらえそうか
このあたりになってくるのではないでしょうか。
何度も落ちると心折れそうになりますが、必ず何か見落としている箇所があったり、レビュー記事を見直すなどしていけば合格していくことは可能です!
ぜひ参考にしていただけたらと思います。