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リングフィットアドベンチャーのフィットネススキルの運動の強さを順番に並べてみる

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前回はフィットボクシングとリングフィットアドベンチャーの比較記事を書きました。

現役の理学療法士がFit Boxing(フィットボクシング)とリングフィットアドベンチャーを比較してみた。ダイエットは出来るのか?緊急事態宣言によって外出自粛が呼びかけるようになり、運動する機会が減っています。 しかしその一方で自宅の過ごし方の一つとして、自宅...

リングフィットでは多くのフィットスキルがあるということに触れていますが、これらは種類によって運動負荷が全く違います。

60種類以上もあるので簡単にできるものもあれば、1セット行うだけでもかなりの負荷を生じるものまで様々です。

このゲームは序盤だと簡単なフィットスキル…というわけではなく、最初から汗だくになるようものがある一方で、後半になると全てが難易度の高いものというわけでもありません。

初期スキルなのにめちゃくちゃ疲れるスクワット

実際に運動強度を計測するには酸素摂取量を機械で計測する必要があるのですが、さすがに数値化するのは困難であるため、全種類プレイした私の息切れの程度や心拍数の上昇、運動持続の難しさなどから各々のフィットスキルを5段階に分けてみました。

あくまで個人の感想によるものなので参考程度に見ていただけたらと思います。

 

目次

負荷の強さごとに分類した表

 

レベル1 アームツイスト、スワイショウ、英雄1のポーズ、英雄2のポーズ、
バンザイコシフリ、ねじり体側のポーズ
レベル2 サゲテプッシュ、トライセプス、リングアロー、バンザイサイドベンド、
バンザイツイスト、バンザイモーニング、モモアゲアゲ、チョウツガイのポーズ
レベル3 ウシロプッシュ、カタニプッシュ、バンザイプッシュ、ベントオーバー、
モモデプッシュ、マエニプッシュ、ロシアンツイスト、ステップアップ、
アゲサゲコンボ、扇のポーズ、折りたたむポーズ
レベル4 アシパカパカ、レッグレイズ、舟のポーズ、ニートゥーチェスト、
ヒップリフト、バタバタレッグ、リングアゲサゲ、ハサミレッグ、
モモアゲコンボ、椅子のポーズ、立ち木のポーズ、英雄3のポーズ
レベル5 スクワット、ワイドスクワット、バンザイスクワット、マウンテンクライマー、プランク

 

そもそも言われたとおりに動くことが難しいフィットスキル

運動強度レベル5の運動全て、アシパカパカ、マエニプッシュ、扇のポーズ、
立ち木のポーズ、英雄3のポーズ、舟のポーズ

 

各々のスキルについての感想

・レベル1

 アームツイスト、スワイショウ、英雄1のポーズ、英雄2のポーズ、

バンザイコシフリ、ねじり体側のポーズ

このあたりは運動してもほとんど息切れすることはないと思います。

ずっと続けると軽い汗をかく程度だと思うので、本格的に痩せたい方はもっと上のレベルを多く取り入れた方がいいかもです。

私は激しいスキルの合間に選ぶというように休憩も兼ねて使っています。

ちなみに運動の負荷というものはどれだけ大きい筋肉をたくさん使っているか、またその筋肉にどれだけの負荷がかかっているかで強さが決まっていきます。

レベル1ではそもそも使う筋肉が小さかったり、大きくても強い負荷がかからないものばかりです。

楽な中でもスワイショウは続けてやれば有酸素運動になるかも

アドベンチャーでレベル1の運動ばかりセットしている場合はそろそろもうちょっと負荷が強いスキルを入れることを検討してみるといいかと思います。

レベル1でも続けられているのであれば少しくらい他の選んでも怖くはない…と思います。

 

・レベル2

サゲテプッシュ、トライセプス、リングアロー、

バンザイサイドベンド、バンザイツイスト、バンザイモーニング、

モモアゲアゲ、チョウツガイのポーズ

このあたりから少し筋肉への疲労感が伝わってくるかと思います。

どうしても筋肉量の小さい腕中心の運動では消費カロリーも少なく、運動負荷も大きくなりにくいです。

しかし筋肉量が小さいということは疲れやすいということでもあるので、過度に頑張るのは筋肉痛を強く引き起こす原因にもなるため注意した方がいいかもしれません。

なおモモアゲアゲみたいにリズム系の運動は有酸素運動としてバッチリ合います。

高負荷の運動と違って繰り返し多く出来る運動であるため、これだけでもダイエットには最適な運動と言えるでしょう。

はら系の運動ではバンザイサイドベンドやバンザイツイストは負荷低めなので、お腹周りを絞りたいけどしんどい運動は心が折れるという初心者の方はこの辺から初めてもいいかもしれません。

回復量でご察し

ただどちらもアドベンチャーでは序盤に出てこないのでカスタムフィットネスで選ぶしかないです。

バンザイモーニングは今回のフィットスキルの中で数少ない背筋である脊柱起立筋を鍛えることが出来ますが、体幹は背筋と腹筋をバランスよく鍛えないと腰痛を強くする可能性もあるため、このスキルを選ぶ時は必ず腹筋を鍛えるスキルも併用するようにした方がいいと思います。

 

・レベル3

ウシロプッシュ、カタニプッシュ、バンザイプッシュ、

ベントオーバー、モモデプッシュ、マエニプッシュ、

ロシアンツイスト、ステップアップ、

アゲサゲコンボ、扇のポーズ、折りたたむポーズ

ここまで来ると繰り返すことで汗を多くかいたり、息切れも出てきて不思議ではありません。

有酸素運動として最適なのもこのあたりになるかと思います。

前述のようにうで系の運動は負荷を強くしにくいのでレベル3までとなっています。

ただしレベル3にもなると腕の筋肉に結構な負担がかかっています。

息切れまで到達しにくいかもしれませんが運動していない方だとかなり筋肉痛になりやすいので、ご利用は計画的に…

カタニプッシュは見た目はとても地味なのに、繰り返すとかなりの疲労感が来ます。

ステップアップやアゲサゲコンボなどのリズム系はやはり有酸素運動として最適です。

最初はそこまで疲れないと思いますが、繰り返すと息切れしそうになると思うのでなかなかの運動量です。

モモアゲアゲで物足りない方はこのあたりを採用するといいかもしれません。

扇のポーズは足を大きく開けるような身体の柔らかい方だと安定して行えると思いますが、私のように内転筋ガッチガチの身体が固い人にとってはかなり難しくなります。

とにかく足の筋肉が突っ張る…!

なかなか判定をしてくれるところまで下げられず、筋肉を突っ張らせながら必死になってやりました…

 

・レベル4

アシパカパカ、レッグレイズ、舟のポーズ、ニートゥーチェスト、

ヒップリフト、バタバタレッグ、リングアゲサゲ、ハサミレッグ、

モモアゲコンボ、椅子のポーズ、立ち木のポーズ、英雄3のポーズ

ここまで来ると地獄の入口に足を踏み入れたところとなっています。

繰り返し行うと容易に発汗、息切れが多く見られるものばかりです。

またそもそも言われたとおりに行うのが難しい運動もこちらに入れています。

立ち木のポーズや英雄3のポーズは片足立ちを要求されるのでそもそも実施が難しいです。

私もこれらはちゃんと出来ていません…

難しい場合は両足を床につけていいとアドバイスされますが、そうすると一気に負荷が小さくなるので考えどころ。

まぁ無理してやって転ぶよりはマシなので、言われたとおり出来なかった時点で諦めて両足つけた方が安全でしょう。

アシパカパカは前述のように足が開けるような身体の柔らかい方にはそこまで難しくないと思います。

身体の固い人にとってはまずBESTの判定位置まで足を広げること自体が困難です。

レッグレイズやニートゥーチェストなどはら系の運動もこのレベルでは腹筋に容赦なく襲いかかります。

地味にアシパカパカやハサミレッグ、リングアゲサゲなど座って行う運動のほとんどで腹筋を使うので腹筋からは逃れられない。

モモアゲコンボはリズム系の中でも最強に近いです。

これ解禁される頃のあし系、どれも負荷が大きい…

スクワットしているようなもんなので片足はレベル5に突っ込んでいるようなしんどさです。

このあたりを積極的に頑張れるようになると筋トレ効果はかなり出てくるのではないかと思います。

だいたいこのゲームをやる人はダイエット目的で購入した人がほとんどだと思われますが、即時的な効果(体重減少)を出すには有酸素運動に繋がる運動の組み合わせしないと難しいかもしれません。

ただし筋トレをすることで筋肉量が増えるため基礎代謝が上がります!

体脂肪率が減って体重が変わっていないということは筋肉量が増えているということです。

そういう身体を作ることが出来ればダイエットの効果を最大限引き出しやすくなるため、無駄ではありません。

むしろダイエット成功を支える土台になるので多少しんどくてもこのレベルも頑張れる範囲で取り入れるといいでしょう!

ただしレベル4以上ばかりやると運動を長い時間できなかったり、心折れてそもそも運動をやめてしまう可能性もあるので程よくやるのが一番です。

このゲームで最も大事なことは毎日でなくてもいいので運動習慣をしっかりとつけることだと思っています。

ゲームを楽しみながら運動を出来るのが醍醐味なので、続けるのがしんどいなぁと思ったらレベル1~3で頑張ってみるのもいいかもしれません。

 

・レベル5

スクワット、ワイドスクワット、バンザイスクワット、

マウンテンクライマー、プランク

地獄へようこそ

レベル5はちょっと運動不足だからこのゲームで運動始めてみようかなって人が連続でやるような運動ではありません…

がっつり筋トレに入るものばかりで、有酸素運動の範囲は逸脱しているものと考えています。

ただしその分効果も絶大で、使う筋肉は大きいものばかり、筋肉にかかる負荷も大きいと手っ取り早く筋肉をつけたい人にはもってこいのスキルたちです。

そのかわり筋肉痛も頻発するので、痛みに合わせながら行うと最高の効果が期待できます。

他のレベルでは運動負荷を上げようと思っても、上げるとレベル5の運動が更に地獄になるので運動負荷設定を上げるかどうか悩む人は多いはず。

レベル5は確固たる意志や目的がないと心折れやすい運動なので、自信ない人は運動負荷下げて行うか、もっと楽な運動を選んでもいいでしょう。

特にバンザイスクワットは肩と足を全部鍛えるという運動で、最後までポーズ維持出来てたら本当にすごいってレベルの運動なので頑張れる人は頑張ってみましょう。

全てを使う地獄

マウンテンクライマーは少しずつ慣れやすい運動とはいっても一回やっただけで息切れする時点で文句なしのレベル5だと思います…
(これを初見でいきなりプレイさせてくるアドベンチャーモード、鬼畜すぎないか…?)

プランクはある程度腹筋を鍛えることが出来ればこの中ではまだマシな部類かもしれませんが、どっちみちしんどいことには変わりありません。

最初のデフォルトフィットスキルにスクワット入っているの、いくらシンプルで有名な運動といえども心折れる人が現れないか心配ではあります…

スクワットしんどいから外しちゃう人も多いと思いますが、どっちみちコース中にスクワットする仕掛けが多すぎるのでスクワットからは逃げられない。

 

・そもそも行うのが難しい運動

運動強度レベル5の運動全て、アシパカパカ、マエニプッシュ、扇のポーズ、
立ち木のポーズ、英雄3のポーズ、舟のポーズ

いくつかは既に触れていますが、これらは個人的に最後まで達成するのが難しいと感じたフィットスキルです。

単純に運動負荷が強すぎて途中で息切れするものもあれば、身体の柔軟性が必要なもの、片足立ちというそもそものバランス能力が必要なものなど難しさの理由は様々です。

片足立ちだけでも難しいのに身体を横に倒す運動

運動負荷が強いものに関してはこのゲームをちゃんと続けることが出来れば徐々に出来るようになるかと思います。

身体の柔軟性については運動前後のストレッチをしっかり行い、このゲームを続けていくことでこちらもある程度は解決するでしょう。

バランス能力はその能力を構成する要素が複数あるのですが、大きな疾患などない方にとっては筋力不足であることがほとんどであると思います。

そのためこのゲームを続けて足の筋肉をしっかりとつけることが出来れば、少しずつバランス能力も改善すると思われます。

実際にその場での片足立ちだけでも出来ない場合はかなり運動不足が考えられるため、いつか立ち木のポーズや英雄3のポーズが出来るよう目指していくのもいいかもしれません。

舟のポーズは純粋に腹筋の暴力です。

しっかりと出来ればプランク並にしんどい運動ですが、これまともに出来るようになる頃にはそこまで息切れしないだろうということでレベル4に入れています。

うまく出来ないと疲労感の割に効果薄かったりするので、指示通り動けないうちは他のはら系スキルで鍛えるといいかもしれません。

 

まとめ

かなり主観的な内容ではありますが、今回のレベル分けは大きくズレてはいないと思います。

元々の運動レベルや部位別の筋力差というものは個人差があるため、必ずしも今回のレベル通りに感じないかもしれません。

以前の記事でも伝えていますが、このゲームで本当に大事なのは継続することです。

なので今回の表を参考にして、自分が心折れないような運動の組み合わせで進めてみてください。

ゲームの中でも言われますがダイエットはなぜするのか、その目的を明確にすると良いと思います。

また短期目標と長期目標を決めるとより良いかもしれません。

短期目標はすぐ目指せるハードルの低い目標、長期目標は最終的にどうなりたいかということです。

短期目標を設定しないといつまでたっても自分の目標に到達出来ずにモチベーションが下がってしまいます。

そのため最初は最近履けなくなったズボンを吐くとか、1か月で3kg痩せるなど小さいハードルを見つけるといいでしょう。
(ただし~kg痩せる系は目標達成のため過度に食事を抜いたりする可能性があるので注意が必要です)

ちなみに私の場合は短期目標が運動を週4~5回での継続して運動習慣をつけるから始まり、長期目標は高血圧の改善と肥満解消でやっています。

私は最終的に体重の減量も目標にしていますがあまり気にしないようにしています。

というのも体重は一日の生活での変動も大きく、脂肪が減っても筋肉が増えれば体重は減らないからです。

しかしそれは体脂肪率減少していることであり、基礎代謝が上がっていることに繋がるため、必ずしも体重が減らないといけないわけではありません。

体重という指標は最も効果がわかりやすいように思えますが、それよりも運動をどれだけ積み重ねられているかが大事だと思っています。

もちろん運動した以上に大量のカロリーを摂取すれば太るので、過剰なカロリー摂取は見直すべきです。

しかし過度に食事制限をすると筋肉も作れなくなり、基礎代謝を上げることに失敗するのでおすすめできません。

また筋トレしたからといって普通はマッチョになりません。

筋肥大も運動を始めてから数か月経たないと変化が見られないので、筋肉による見た目の変化は普通の人は全く気にしなくていいです。

このあたりはゲーム内でもミブリさんが教えてくれると思いますが、結構勘違いしている方が多いので最後に付け加えました。

それでは本日も運動を頑張りましょう!

 

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