北海道は観光地として人気があり、全国から多くの観光客が訪れる土地です。
そのためおみやげの種類も多く、美味しいものが多いので観光客はどのおみやげを買うべきか悩んでしまうかもしれません。
メジャーである白い恋人やじゃがポックルはもはやおみやげの定番だと思いますが、これらは北海道中のどこでも買うことが出来るので実は手に入れる難易度がかなり低いです。
今回はメジャーどころを除いて道民にもおすすめできる地方のおみやげをピックアップしてみました!
あまり知られていないものを中心に紹介するので道外から来る方はもちろん道内在住でもおみやげとして持って帰ると喜ばれるかもしれません!
目次
北海道おすすめのおみやげ
稚内 流氷まんじゅう
稚内を代表する銘菓であり、流氷をイメージした見た目となっています。
中身はふわふわのスポンジケーキ(蒸しパンに近い)、表面はホワイトチョコでコーティングされており、まんじゅうという名前からは予想できない洋菓子のような食べ物となっています。
販売元は「御菓子司 小鹿」となっており、稚内駅の近くにあります。
また他にも稚内の道の駅、稚内空港などでも売られているので、稚内へ行けば購入しやすいと思います。
実は札幌でも札幌駅や丸井今井のきたキッチンで取り扱いされていることがあるので、どんなものか気になる方はそちらで買ってみるといいかもしれません。
御菓子司 小鹿
場所 〒097-0022 北海道稚内市中央1丁目3−35
時間 9:00~20:00
北見 赤いサイロ
引用:清月公式サイトより
赤いサイロは北見を代表する銘菓であり、地元の有名店である「清月」から発売されています。
このお菓子はチーズケーキでありながらもスフレのような食感で、北海道の中でも知名度は高く、今回紹介するものの中では一番有名かもしれません。
有名になったきっかけは平壌五輪でカーリング女子代表選手が試合のハーフタイムで食べていたことから始まり、全国的に知られるようになりました。
一時期は売り切れ続出で購入困難でしたが、今は落ち着いて買うことが出来ます。
清月のお菓子を買うには北見へ行くしかないですが、赤いサイロは札幌駅や新千歳空港などいろいろな場所で買えるので購入難易度は低めであり、食べたことがない方は試してください!!
清月 本店
場所 〒090-0041 北海道北見市北1条西1丁目10
時間 9:30~18:00
名寄 風連だいふく
引用:新千歳空港ターミナルビルより
風連だいふくは旧風連町の銘菓であり、現在は町が名寄に合併されたため名寄を代表する銘菓となっています。
こちらは味の種類が多く、メジャーな白あんから始まり、塩豆、よもぎ、赤、かぼちゃ、ゴマ、ハスカップ、メロン、しそ、ぶどう、玄米、バターコーン、赤えんどう、青えんどう、チーズ、ミルクなど変わった味も多いのが特徴です。
いろんな味を買って食べ比べするとより楽しめると思います。
主な販売店は名寄イオンにあるふうれん特産館か名寄の道の駅になり、その他では催事などで見かけることが出来ます。
特に旭川ではスーパーなどでも取り扱われることがあるので見かけるとラッキーかもしれません。
札幌ではCAFEびいだまにて常時販売されているので、今では気軽に購入することができるようになりました。
道の駅 もち米の里 なよろ
場所 〒098-0507 北海道名寄市風連町西町334番地1
時間 9:00~17:00
CAFE びいだま
場所 〒064-0802 北海道札幌市中央区南2条西26丁目2−36
時間 11:00~17:00
旭川 たいせつ
私が一番馴染みがあるのはロテルド北倶楽部の「たいせつ」なので私の中ではこれが元祖とします。(異教徒だー!殺せー!!) pic.twitter.com/Ty9qaifbgs
— コロッケ五えんのすけ (@tamo3406) June 5, 2017
たいせつは旭川で人気のあるロテル・ド・北倶楽部を代表する銘菓となっています。
ふわふわのスポンジケーキに中身はカスタードと絶対に間違いのないお菓子です。
似たようなお菓子だと宮城県の萩の月や札幌のタイムズスクエアなどありますが、たいせつはスポンジもカスタードもかなりこだわりがあるので、ぜひ食べ比べしてほしいと思います!
また他にも完熟りんごのパイなどもとても美味しいので一緒に試してみてください!
旭川の中では高級贈答用菓子のイメージがありますが、単品でも買うことが出来るので気軽におみやげ目的に入店しても大丈夫です。
ショートケーキの取り扱いもあり、こちらもスポンジと生クリームが絶品なのでおすすめします!
これらは旭川以外で買うことが出来ないのでおみやげとして最適でしょう。
ロテル・ド・北倶楽部 本店
場所 〒070-0041 北海道旭川市上常盤町1丁目
時間 7:30~18:00
深川 ウロコダンゴ
深川はお米のイメージが強いですが、おみやげだと100年以上続くウロコダンゴが最も有名です。
ういろうのような見た目ですが、食感はういろうとも団子ともようかんとも違う不思議な食感です。
味は白あん、小豆、抹茶の3種類がセットとなっており、生で売られているものと日持ちのする真空パックタイプと2種類があるので、購入する時には気を付けてください。
他にもウロコダンゴようかんやTシャツの販売もあり、これらは道の駅などで取り扱われています。
ウロコダンゴ自体は深川市内であれば本店以外にも深川駅、道の駅などあちこちで見ることができ、最近では旭川駅や札幌駅でも見かけることができます。
ウロコダンゴ本舗
場所 〒074-0005 北海道深川市5条8−5
時間 8:00~18:00
富良野 ぶどう果汁
引用:ふらのワインより
富良野を代表するおみやげは数多く存在するのですが、今回はふらのワインで作られているぶどう果汁(ジュース)を紹介します。
赤と白の2種類があり、濃縮還元ではないため味わいが非常に濃厚であり、ぶどうジュースの中でもトップクラスの美味しさです!
これらは北海道のイオンなど比較的どこでも手に入れやすいのですが、工場限定販売であるバッファロー種を使用したものを紹介しようと思っていました。
しかし調べてみると既に終売となっており、幻の一本となっていたのです。
とはいえどもぶどう果汁の赤と白は今でも飲むことが出来るのでおすすめできます!
ふらのワイン工場ではワインやぶどう果汁の試飲もできるので直接行っても楽しめるでしょう。
ふらのワイン工場
場所 〒076-0048 北海道富良野市清水山1161
時間 9:00~17:00
七飯 大沼だんご
七飯町は最近できた道の駅やはこだてワインの直営店が有名ですが、同じく観光名所である大沼公園の名物となっているのが大沼だんごです。
だんごといっても串に刺さっているのではなく、小さいサイズのだんごが箱の中にあんと一緒に収まっているものとなっています。
消費期限が当日中のため、おみやげとしてのハードルは高く、帰りにしか買うことが出来ませんがそれでもおみやげとしてもらうととても喜ばれます!
小粒ですが量は多く、しかもかなり安価なのでとてもお得です!
他のおみやげと違って、大沼だんごはその消費期限の短さからここでしか買うことが出来ません。
札幌での催事でもあまり見かけないので貴重なものとなっています。
沼の家
場所 〒041-1354 北海道亀田郡七飯町大沼町145
時間 8:30~18:00
上ノ国 コーヒーわらびもち
こんな時間ですが、おやつ❗😋
先日、道の駅・上ノ国もんじゅで買うてきた、コーヒー風味のわらび餅😆👍 #珈琲わらび餅 #道の駅上ノ国もんじゅ pic.twitter.com/G83BWSE0a1— 百一番星 (@StarNumber_101) June 18, 2020
今回紹介するものの中では最もマイナーかもしれません。
上ノ国町という江差と松前に挟まれた町にある和菓子屋で生まれたのがこのコーヒーわらびもちです。
何もかけないので苦く感じるように思うかもしれませんが、実はコーヒーゼリーと違って甘さがあります!
食感もわらびもちであり、苦味が苦手な人でもおいしく感じるのではないでしょうか!
こちらも日持ちはしないおみやげなのでクーラーボックスなど冷蔵保存する前準備が必要になります。
国道228号線沿いを走る予定があるときはぜひ上ノ国町の道の駅に寄ってみてください。
道の駅 上ノ国もんじゅ
場所 〒049-0602 北海道檜山郡上ノ国町原歌3
時間 9:00~17:00
釧路 たんちょうボーロ
たんちょうボーロ💝可愛い❤ pic.twitter.com/q0wDUKxDdd
— やすこ (@aoitorirapi) February 10, 2017
釧路はスパカツやザンタレなどB級グルメの宝庫であり、おみやげもさんまんまなどが有名ですが今回は最近話題となっているお土産を紹介します。
たまごボーロに丹頂鶴の顔が描いてあるその名もたんちょうボーロです。
見た目の可愛さからSNSなどでも人気となっているのですが、この顔はなんと全て手描き!
そう聞くと食べるのがもったいなくなってしまいますが、これをおみやげとしてもらえると間違いなく喜ばれるでしょう!!
釧路空港や摩周温泉の道の駅でも取り扱われているようですが、元々は道の駅阿寒丹頂の里の名物みやげとなっています。
こちらも催事などでは買えないので釧路の限定品です。
道の駅 阿寒丹頂の里
場所 〒085-0245 北海道釧路市阿寒町上阿寒23線36−1
時間 9:00~18:00
根室 オランダせんべい
最後は札幌から最も離れている市である根室市の名物お菓子のオランダせんべいです。
せんべいという名前ではありますが実際の食感や味は少し固くしたホットケーキのようでしっとりとやわらかいものとなっています。
味は黒砂糖ベースのプレーンのみですが、根室の道の駅に行くとミルク、いちごミルク、ミルク&チョコなど様々な味が楽しめ、ここでしか他の味は売っていないので貴重です。
プレーン味は札幌でも販売店があるので購入することができます。
そのまま食べてもよし、オーブンで温めてバターをのせるもよしと食べ方の汎用性も広いです。
道の駅 スワン44ねむろ
場所 〒086-0073 北海道根室市酪陽1番地
時間 9:00~17:00
はしや
場所 〒063-0003 北海道札幌市西区山の手3条3丁目4−11 山の手3・3 ハシモト
時間 9:00~18:00
まとめ
ここまで少し有名どころから本当にマイナーなものまで10個のおみやげを紹介しました。
空港に売っているような定番のおみやげはもちろん美味しいので売れているのですが、大量生産や運輸の問題で地元にしか売られていないものも多くあります。
北海道に多くの市町村があるということはそれだけ多くの文化があることでもあり、その街を代表するお菓子や食べ物など見ると新しい発見が出来て楽しめるかもしれません。
そういった楽しみ方も北海道旅行の楽しさの一つであり、道の駅は気軽にその土地の名物を知ることができます。