このブログで道の駅など紹介してきましたが、旅行の回数が増えるほど当然お金がかかってしまいます。
旅行でかかる費用にて絶対に減らすことが出来ないのは移動費です。
ここは減らすことが出来ないため、長期間の旅行をするには他のところで節約していく必要があります。
かかる経費というのは、食費、クリーニング、お風呂、宿代、おみやげ、観光費用あたりでしょうか。
食費を削るとご当地の食事が食べられなくなりますし、クリーニングやお風呂も回数を減らすと人前に出る以上周囲に迷惑をかけてしまいます。
せっかく旅行に来ているのに観光しなければ意味がないですし、ご当地おみやげも多いのでこちらも欲しくなります。
しかし宿に関しては旅行費用全体のうち大きく占める上に、安いビジホレベルだと地域による差は少ないと思われます。
もちろん各地の温泉街を旅をしたいなど、旅の目的によって宿が観光目的にもなり得ますが、そうでなければ宿泊費を削ることで大幅に旅費の負担を減らすことが出来ます。
特に日本一周など長期間かかる旅行ではその差は大きくなっていきます。
今回は実際に私が日本一周した時に使用したアイテムを紹介していきたいと思います。
目次
1.アイテムを揃える前に
私の愛車は日産のジュークです。
SUVであり、とても車中泊向けの車ではありません。
しかし実際にこの車で車中泊をしながら日本一周をしています。
まずはアイテムを揃える前に自分の愛車で横になってみると良いでしょう。
ジュークでは助手席・後部座席を全てリクライニング最大まで倒して横になっても、足を伸ばすことは出来ませんでした。
しかし元々横向きで寝ることが多いため大丈夫と判断し、アイテムを揃えました。
一度体験してみて本当にこの姿勢で寝れるのかどうかなど考えてから必要な物を買った方が無駄なく買い物が出来ると思います。
2.実際に買った物
私が車中泊するにあたって必要だと思い、実際に買った物を紹介したいと思います。
・サンシェード
これがないと車内が丸見えな上に日差しも入るため必ず必要です。
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夏の場合は後述のウインドーネットを使用するため、フロントガラス以外は必要ありません。
しかし寒い季節であれば窓を閉めきるため他の窓にも必要です。
Kmmin 車用サンシェード 車窓日よけ カーシェード UVカット 遮光 断熱 日焼け防止 防紫外線 静電気 取付け簡単 4枚セット 収納袋付き (黒い4枚)
・ウインドーネット
夏の車中泊は暑さへの対処が必須となります。
エアコン使用し続けるためにはアイドリングし続けることになり、騒音や環境保護の観点からもマナー違反となります。
そもそもアイドリングしたまま寝るとガソリン代がとてもかかるので本末転倒です。
そこで窓を開けたまま寝れるかどうかが大事になります。
しかし防犯上や虫の侵入を防ぐためにウインドーネットが必要になります。
しかも外から見えにくくなるため、ある程度サンシェードの代わりにもなります。
ウインドーネット 2枚入り 虫よけ 車用網戸 リアドア用 遮光サンシェード 日除け(サイズ:126×52cm)
私はテープを張り付けるタイプを使用していましたが、しっかり固定できるのでどんな車種でも安心でした。
ただし窓を全開にして使用すると防犯上のリスクが高くなりますので、使用する時は注意してください。
・充電式扇風機
暑い時期の車中泊は車内で使える扇風機があるだけで快適さが大きく変わります。
私は下記の扇風機と同タイプのを使用していましたが、USB接続することで車内でも運転しながら充電できますし、風量もコンパクトな見た目から考えられないほど勢いがあるため、かなり涼しくなることが出来ます。
連続稼働時間も長いため、睡眠中は稼動し続けることが可能です。
夏場の車中泊には必須アイテムです!
・踏み台
これは後部座席と助手席の間に出来た隙間を埋めるために使いました。
実際に使用する時は幅と高さを計測してから購入すると良いでしょう。
私はこの上にクッションを重ねて、枕を置く部分を作りました。
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・エアーマット
エアーマット最大の利点は小さく収納が出来ることです。
特にSUVといった荷物の収容能力が小さい車であれば大きなメリットとなります。
今では栓を外すと自動で膨らむタイプも売られており、たたむ時も空気を絞りながら簡単に小さく出来るためおすすめです。
普通の敷布団などであれば重さもある上に荷物として大きくかさばるため、愛車の大きさに合わせて選ぶと良いでしょう。
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・防虫グッズ
車は完全な密室ではないので山などで車中泊する時は虫が侵入する可能性があります。
そのため何かしらの防虫対策は必要となります。
私はハッカ油+無水エタノール+精製水を配合したハッカ油スプレーを自分にかけたり、コットンに染み込ませて車内に置いていましたが、虫の姿を見ることは一度もありませんでした。
ハッカ油は北見市の名産品でもあります。
・iPhoneのLightningケーブル
iPhoneユーザーであればこれを用意しない方はいないと思いますが、あえて紹介します。
車中泊の時にスマホを充電するためには必須ですが、このケーブルはかなり断線しやすく、見知らぬ土地でスマホの充電が切れると八方ふさがりになってしまいます。
しかもこのケーブルは市街地などお店が多い街でなければすぐ手に入りません。
そのため事前に用意するのは断線しにくい物をおすすめします。
Amazonベーシック ライトニングケーブル USB 【iPhone対応 / Apple MFi認証】 ローズゴールド 0.9m 高耐久ナイロン製
私も2年程度使っていますが、かなり雑に扱っているにも関わらず全く断線していません。
断線しにくいケーブルは値段も高くなりやすいのですが、このようなタイプの中では考えられないほど安い価格なので非常にコスパが良いです。
これがあれば断線してお店を探すということにはならないでしょう。
・保温ポット
なぜかおすすめしている人を全く見ませんが、個人的にこれは長期間の旅であればあるほどすごく重要なアイテムでした。
夏は脱水や熱中症のリスクがあるのですが、車中泊していると近くに自販機がなければ飲み物を我慢して過ごすことになります。
もし自販機があったとしても毎回冷たい飲み物を買っていると費用もかなり膨大となります。
しかし保温ポットを持っていればそんな心配もなくなる上に、お金もかなり浮かせることが出来ます。
私が使っていたのは2Lサイズでしたが、氷を最大まで入れて水を冷やしておけば最大で3日程度は炎天下の車内でも氷が残り続けていました。
コンビニで氷と水を購入しておけばたった200~300円で1~2日は冷えた水を飲み続けることが出来るので、これは必ずあった方がいいと思います!
サーモス ステンレスポット 2.0L ステンレスブラウン THV-2001 SBW
余談ですが、私の家では冷蔵庫まで水を取りに行くのがめんどくさく思い、常にテーブルの上に保温ポットを置いて生活しています。
車中泊で使い終わった後も自宅で使えると考えるとそこまで高いものではないと思います。
・その他
ウェットティッシュ、洗面道具、モバイルバッテリー、アイマスク、耳栓、ゴミ袋、タオル類、爪切り、歯ブラシ、フォトアルバム(レシートを入れるために)、折りたたみ自転車
細かいところをあげると私が実際に持っていったのは以上になります。
折りたたみ自転車は人を選ぶと思いますが、市街地でとても役に立ちます。
市街地の駐車場は都市であればあるほどものすごく高くなっていきます。
しかしせっかく日本一周しているのに大きな街を歩かずに通り過ぎるのも寂しいものです。
そこで折りたたみ自転車があれば市街地から数駅離れた駐車場で安く停めて、街の中へ自転車で行くことが出来るようになります。
しかし大きな荷物になるため、快適な車中泊が出来るかどうか判断した上で持ち込んだ方が良いと思います。
他の荷物と違って邪魔だからと捨てるわけにもいかないものですので…
3.まとめ
少し話がそれましたが私が実際に行った車中泊で使用したものをあげました。
睡眠については各々必要なものが変わってくるため、参考程度に見てもらえたらと思います。
まずは一度愛車で寝てみるという経験をした方が実際に自分が必要なものというのが見えてくるかもしれません。
無理のない素敵な車中泊ライフを送ってくださいね。