みなさんGo To Travelキャンペーンを活用していますか?
今まで延期となっていた地域共通クーポンが10月1日から配布開始となり、ついにこのキャンペーンを完全な形で利用することが出来るようになりました。
今回私が実際に地域共通クーポンを手に入れて使用してみたので、受け取るまでの流れと使用してみて感じたことなどをまとめてみたいと思います。
目次
予約からクーポンのゲットまでの流れ
キャンペーンがどのような内容なのかについては以前記事にしました。
Go To Travelキャンペーンは簡単に言うと対象のプランを予約することで、代金の35%が割引となり、15%分のクーポンが付与(四捨五入で1000円単位)されるので実質半額となるキャンペーンです。
今回私はじゃらんのサイトから予約して利用しました。
流れとしては特設サイトより宿を選択し、予約時の料金にてGo To Travelキャンペーンの割引が適用されているか確認して予約するという簡単なものです。
サイトによりますが、予約時に割引後の金額が表示されていることが一般的なのでここさえ確認出来ればほとんど問題ないと思います。
その後、宿泊当日に宿へチェックインすることでフロントからクーポンを受け取ることが出来ました。
私が予約したのが9月11日なのでまだ地域共通クーポンについては10月から開始するかどうかよくわかっていない時期でした。
しかし10月3日にチェックインしますとしっかりクーポンをもらうことが出来たので、Go To対象プランを10月以前に予約していた方でもこれから利用する人はクーポンをもらえると思っていても大丈夫でしょう。
ただ紙クーポンが届いていない、または電子クーポンを受け取る際の不備などで必ずもらえるとは限らないのでどうしても不安な方は宿泊予約サイトや宿へ確認するといいかもしれません。
なお電子クーポンの場合は予約したアカウントへQRコード記載されたメールが届くみたいなので、メールが埋もれていないかしっかり確認しておいた方がいいと思います。
クーポンの使い方
もらったクーポンはその時点で使えるようになります。
そのため既に買い物の予定がある場合はチェックインしてからにした方がクーポンを消費することが出来るのでお得です。
基本的に商品券と同じような使い方となっています。
使用時にはおつりも出ないので、端数は現金などで支払うと損をせずに使い切ることが出来ます。
地域共通クーポンは手に入れた地域や隣接した場所でしか使うことが出来ません。
とはいえどもその地域は都道府県単位なので、たとえば北海道だとどこの宿に泊まっても北海道全域で使用することが可能です。
隣接している地域でも使えるのでこの場合は青森県でも使用可能です。
ただしどこでも使えるわけではなく、取扱い店舗のみなので以下のサイトからどこで使えるか確認しておくといいかもしれません。
https://map.goto.jata-net.or.jp/
クーポンの注意点
万能のように見えるクーポンですがいくつかの注意点もあるので知っておいた方がいいでしょう。
・取扱い店舗はあまり多くない
・お店が少ない地方では使用する場所がかなり限られる
・宿泊代金には使えない
・チェックイン日含めて旅行期間中のみの有効期限
・電子クーポンは取扱いしていない店舗がとても多い
北海道で顕著なのですが、地方へ行くと対象店舗がコンビニくらいしかありません。
自家用車ならガソリンで使用することも出来ますが、対応しているガソリンスタンドも多くない上に営業時間も限られているため、夜帰りながら給油するということはほとんど出来ません。
給油目当てに使う人は早めに使った方がいいでしょう(札幌市内でも19時までしか使えないのがほとんどです)
またクーポンは宿でチェックインする時にもらえますが、その宿への宿泊代金には使えません。
対象店舗となっていたとしたら宿泊代金以外では使用することが出来ます。
1泊2日の旅行では使用期限がたった2日間のみとなってしまいます。
札幌中心部以外では夜遅くに使えるお店はコンビニくらいしかありません。
使用用途が決まっているのであれば早い時間に使った方が良いでしょう。
クーポンは紙と電子の2種類がありますが、電子クーポンが使えるお店は圧倒的に少ないです…
かなり選択肢が狭まると思うので注意が必要です。
使えなくても損したわけではないのですが、せっかく使えるなら使いたいと思うのが人というもの。
利用する際は事前に専用サイトで調べておくことをおすすめします。
おすすめなクーポンの使い道
実際にクーポンを使用した感想としていくつかのおすすめの使い方を紹介します。
・おみやげ
定番ですがおみやげ購入はとても使いやすいです。
宿があれば近隣におみやげ屋さんがあることがほとんどなので、ほぼ確実にクーポンを消費することが出来ます。
特に道の駅などでは使えるところが多いようです。
宿泊代金にはクーポンが使えないのに対象になっているのはおみやげなどに使えるためなので、そのまま宿の売店で利用するのが手っ取り早いでしょう。
配るものだけではなく、自分が気になるものを買ってみるのもいいかもしれません。
・アクティビティ
自然豊かなところであればアクティビティが充実していることが多く、このクーポンを使える場所も多い印象です。
私が行った知床では観光船などにも使えたので、普段はお金がかかるからと積極的にやったことないアクティビティも今なら安く楽しむことが出来ます!
逆に市街地ではあまり多くないので、使うタイミングとしては帰ってきてからというよりも宿泊した現地で使うのが最も良いでしょう。
・ガソリン
自家用車やレンタカーで旅行している場合はガソリン代がかかってしまいますが、これも一部スタンドで使用可能です。
宿泊費だけではなく移動費の節約になるため、より安く旅行を楽しむことが出来ます!
ただし前述の通り注意点としては使える店舗が限定的であり、遅い時間には使える場所がほとんどないため、事前の確認が必要です。
またレンタカーの支払いにも利用可能なところがありますが前払いなことが多いため、クーポンを取得するタイミングと支払いのタイミングを間違わないように注意しましょう。
・食事や飲み歩き
宿の食事だけではなく夜に見慣れない飲み屋を歩いたり、帰り道の昼食などで使うというのも一つの手段です。
また他の使い方として帰ってきてから自分の住んでいる地域での飲食に使うことも出来ます。
対象となるお店は地方だとかなり少なくなるため、無理に使うくらいなら帰ってきてから美味しいものを食べるのもいいかもしれません。
・コンビニ
最終手段としてクーポンを余して紙切れにしてしまうくらいならコンビニで使いましょう。
コンビニであれば対象店舗も多く、夜遅くまでやっているので余ったクーポンを消費するのに最適です。
しかしコンビニも全店舗が対象ではないため注意が必要です。
同様にドラッグストアも使えることが多いので、コンビニと同様に日用品を買うのもいいでしょう。
まとめ
10月以前に予約していた方でもGo To Travelキャンペーンを利用して予約していた場合は地域共通クーポンをもらえるので、出発前に使い道は考えておいた方が現地で困らないと思います。
クーポンをもらえることはとても助かるのですが、
・使用期限が旅行中のみ
・使える店舗が多くない
この2点が使いにくさを感じる主な原因になっていると思います。
使用期限が短いのはキャンペーン目的が観光の活性化なので仕方ないですが、使える店舗が多くないのは事前に知っていないとかなり困ってしまう方が多いのではと思います。
特に上限いっぱい(元の宿泊費が一泊40000円以上)の宿を利用した場合は一泊につき一人6000円のクーポンが付与されることになるので、これをおみやげやコンビニだけで消費するのはなかなか大変なことになります…!
これから利用しようと思っている方はクーポンの利用を前提とした旅行計画を立てると良いでしょう。